血統お宝レースはココだ!

同じマイネルでも

2010/7/10

福島12R 3歳上500万下 芝2600m】
注目馬  ①マイネルアヴァル(牡4、美浦・武市厩舎、津村騎手)

福島の2600mは距離自体の長さ以上に、マクリ合いになるので真にスタミナが求められる。ステイヤー血統、平均的に脚を使える力、当然福島なので平坦適性が必要になる。

人気は⑩マイネルネオハートになりそうだが、スローになりがちな東京2400ならごまかせても、福島では血統的にスタミナが気になる。52キロの軽量は魅力でも、押さえに回す。ここは同じマイネルでも①マイネルアヴァルの方だ。当該コースで3着があるにもかかわらず、人気の盲点になっている。

父ホワイトマズルは、イングランディーレ、アサクサキングスを始めとして、2400m以上で活躍した産駒を多数輩出。また直線平坦なコースでの成績も高い。
母父ティンバーカントリーは、アドマイヤドンのようなダートの王者を出している一方、中山2500m、福島2600mのような長距離での産駒実績もある。加えてダート向き種牡馬ということは、脚の持続力と馬力を備えていることになる。
近親にはムッシュシェクル(小倉2600mで2連対、阪神大賞典勝ち、天皇賞・春3着)シクレノンシェリフ(毎日杯1着、皐月賞3着)がおり、牝系も後押ししている。

近走の成績はかなり悪いが、この舞台なら激変可能。穴狙いには好都合だ。

相手には持続力勝負に強いシンボリクリスエス産駒の④ファーストグロース。そして⑧アイアムイルシオン、チーフベアハート産駒の⑮リワードクラウンが大穴。そして母父ホワイトマズルの⑥マイネルフレンズ、⑦シルクタイタン、最後に⑩マイネルネオハート