- 4月7日 阪神11R 桜花賞(G1)
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本命馬◎アスコリピチェーノ(1人気) 2着
土日の重賞まとめてゲット!
- 4月6日 中山11R ニュージーランドT(G2)
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お宝馬☆ユキノロイヤル(9人気) 3着
2週続けて激走馬を大抜擢!
同じマイネルでも
2010/7/10(土)
同じマイネルでも
2010/7/10
【福島12R 3歳上500万下 芝2600m】
注目馬 ①マイネルアヴァル(牡4、美浦・武市厩舎、津村騎手)
福島の2600mは距離自体の長さ以上に、マクリ合いになるので真にスタミナが求められる。ステイヤー血統、平均的に脚を使える力、当然福島なので平坦適性が必要になる。
人気は⑩マイネルネオハートになりそうだが、スローになりがちな東京2400ならごまかせても、福島では血統的にスタミナが気になる。52キロの軽量は魅力でも、押さえに回す。ここは同じマイネルでも①マイネルアヴァルの方だ。当該コースで3着があるにもかかわらず、人気の盲点になっている。
父ホワイトマズルは、イングランディーレ、アサクサキングスを始めとして、2400m以上で活躍した産駒を多数輩出。また直線平坦なコースでの成績も高い。
母父ティンバーカントリーは、アドマイヤドンのようなダートの王者を出している一方、中山2500m、福島2600mのような長距離での産駒実績もある。加えてダート向き種牡馬ということは、脚の持続力と馬力を備えていることになる。
近親にはムッシュシェクル(小倉2600mで2連対、阪神大賞典勝ち、天皇賞・春3着)シクレノンシェリフ(毎日杯1着、皐月賞3着)がおり、牝系も後押ししている。
近走の成績はかなり悪いが、この舞台なら激変可能。穴狙いには好都合だ。
相手には持続力勝負に強いシンボリクリスエス産駒の④ファーストグロース。そして⑧アイアムイルシオン、チーフベアハート産駒の⑮リワードクラウンが大穴。そして母父ホワイトマズルの⑥マイネルフレンズ、⑦シルクタイタン、最後に⑩マイネルネオハート。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。