- 4月7日 阪神11R 桜花賞(G1)
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本命馬◎アスコリピチェーノ(1人気) 2着
土日の重賞まとめてゲット!
- 4月6日 中山11R ニュージーランドT(G2)
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お宝馬☆ユキノロイヤル(9人気) 3着
2週続けて激走馬を大抜擢!
変わり身誘導要素満載
2010/9/18(土)
変わり身誘導要素満載
2010/9/18
【札幌9R 朝里川特別 芝1200m】
注目馬 ③ビービーナエトル(牡5、美浦・古賀慎厩舎、古川騎手)
どうしても近走の着順で人気が形成されてしまいがちなのが競馬。その分、その着順をハネ上げる馬を見つけることが、好配当への近道である。いわゆる変わり身であるが、当レースにおいて、その変わり身を誘発する要素を揃えているのが③ビービーナエトルだ。
まず距離の2F短縮。初の千二を走ることになる。これまでは芝では千四が最短だったが、ここでも4着・8着で、共に勝ち馬から0秒5前後には来ていた。さらに左回りの直線が長いコース→右回りの直線が短いコースと正反対の舞台に替わり、野芝→洋芝にも替わる。
またズブさを見せていたことから初ブリンカーもプラスで、鞍上は3走ぶりに古川に手替わりする。
これだけの変更点があれば、激変してもおかしくない。
血統的には、父がサンデー系のバブルガムフェロー。当該コースは、目下サンデー系が多数馬券対象になっており、また近親にはステイゴールドもおり、サンデー系との相性の良い牝系である。
相手には、サクラバクシンオー産駒で母父にバブルガムフェローを持つ④アドマイヤサーフ、単騎逃げが怖い⑮マキノルーチェ、実績馬⑧ビバサムシング、コース巧者②バクシンミノル、53キロの⑥ジョディーズラインと久々の⑨キングパーフェクト。なお、アイアンデュークについては脚質的に厳しいと思う。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。