血統お宝レースはココだ!

変わり身誘導要素満載

2010/9/18

札幌9R 朝里川特別 芝1200m】
注目馬  ③ビービーナエトル(牡5、美浦・古賀慎厩舎、古川騎手)

どうしても近走の着順で人気が形成されてしまいがちなのが競馬。その分、その着順をハネ上げる馬を見つけることが、好配当への近道である。いわゆる変わり身であるが、当レースにおいて、その変わり身を誘発する要素を揃えているのが③ビービーナエトルだ。

まず距離の2F短縮。初の千二を走ることになる。これまでは芝では千四が最短だったが、ここでも4着・8着で、共に勝ち馬から0秒5前後には来ていた。さらに左回りの直線が長いコース→右回りの直線が短いコースと正反対の舞台に替わり、野芝→洋芝にも替わる。
またズブさを見せていたことから初ブリンカーもプラスで、鞍上は3走ぶりに古川に手替わりする。

これだけの変更点があれば、激変してもおかしくない。

血統的には、父がサンデー系のバブルガムフェロー。当該コースは、目下サンデー系が多数馬券対象になっており、また近親にはステイゴールドもおり、サンデー系との相性の良い牝系である。

相手には、サクラバクシンオー産駒で母父にバブルガムフェローを持つ④アドマイヤサーフ、単騎逃げが怖い⑮マキノルーチェ、実績馬⑧ビバサムシング、コース巧者②バクシンミノル、53キロの⑥ジョディーズラインと久々の⑨キングパーフェクト。なお、アイアンデュークについては脚質的に厳しいと思う。