- 4月7日 阪神11R 桜花賞(G1)
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本命馬◎アスコリピチェーノ(1人気) 2着
土日の重賞まとめてゲット!
- 4月6日 中山11R ニュージーランドT(G2)
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お宝馬☆ユキノロイヤル(9人気) 3着
2週続けて激走馬を大抜擢!
冬の中山芝最適種牡馬
2010/1/24(日)
冬の中山芝最適種牡馬
2010/1/24
【中山11R AJCC(GⅡ) 芝2200m】
注目馬 ②トウショウシロッコ(牡7、美浦・大久保洋厩舎、吉田豊騎手)
最終週の中山芝。相変わらず芝刈りは行われておらず、草丈が長い。馬力は要る芝コンディションだが、クッションはいいので、時計は出る。また内は見かけこそ枯れていても掘れてはいないので、相変わらずイン有利も続いている。
ボロボロの荒れ芝でなく、かといって高速馬場でもなく。こういう芝で光るのがアドマイヤベガ産駒だ。冬場の中山芝、それも特別戦に絞ると、なんと通算で複勝率47.7%の高率なのだ。この傾向は毎年安定していて、産駒数の少なくなった昨今は特にピンポイントで狙える傾向がある。
となればここは②トウショウシロッコをおいて他にはない。近走はスタートもスッカリ安定した。今回はスローになりそうで、ある程度の位置から進むことができる。インを巧く立ち回ることもできる馬なので、この枠もプラス。典型的な冬馬で、これまでの11連対のうち、11月〜2月で6連対をマーク。昨年の当レース3着でもある。体重が増えるにつれ成績も安定してきており、7歳にしてようやく常識に掛かってきた。
相手筆頭は昨年の勝ち馬⑨ネヴァブション。近走はGⅠ続きで相手が悪かった。⑧ゴールデンダリアは使える脚は短いが脚が溜まれば。あとは①デルフォイ、④キャプテントゥーレ、⑦マイネルキッツ、⑥ベルモントルパン。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。