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冬の中山芝最適種牡馬

2010/1/24

中山11R AJCC(GⅡ) 芝2200m】
注目馬  ②トウショウシロッコ(牡7、美浦・大久保洋厩舎、吉田豊騎手)

最終週の中山芝。相変わらず芝刈りは行われておらず、草丈が長い。馬力は要る芝コンディションだが、クッションはいいので、時計は出る。また内は見かけこそ枯れていても掘れてはいないので、相変わらずイン有利も続いている。

ボロボロの荒れ芝でなく、かといって高速馬場でもなく。こういう芝で光るのがアドマイヤベガ産駒だ。冬場の中山芝、それも特別戦に絞ると、なんと通算で複勝率47.7%の高率なのだ。この傾向は毎年安定していて、産駒数の少なくなった昨今は特にピンポイントで狙える傾向がある。

となればここは②トウショウシロッコをおいて他にはない。近走はスタートもスッカリ安定した。今回はスローになりそうで、ある程度の位置から進むことができる。インを巧く立ち回ることもできる馬なので、この枠もプラス。典型的な冬馬で、これまでの11連対のうち、11月〜2月で6連対をマーク。昨年の当レース3着でもある。体重が増えるにつれ成績も安定してきており、7歳にしてようやく常識に掛かってきた。

相手筆頭は昨年の勝ち馬⑨ネヴァブション。近走はGⅠ続きで相手が悪かった。⑧ゴールデンダリアは使える脚は短いが脚が溜まれば。あとは①デルフォイ、④キャプテントゥーレ、⑦マイネルキッツ、⑥ベルモントルパン