水上学の血統トレジャーハンティング

土曜京都11R 京都牝馬S(G3)(芝外1600m)

◎本命馬
⑥レーヴデトワール
牝4、栗東・松田博厩舎、川田騎手

近年のこのレースには、1つの傾向がある。それは、父サンデーサイレンス系の軽斤量馬が勝ち切りやすい、ということ。2010年ヒカルアマランサス、12年ドナウブルー、14年ウリウリが53キロ以下で優勝。54キロまで広げれば、さらにハナズゴールやレインダンスが加わる。56キロ以上の実績馬は、ヒモまでに留まっている。

そこで今年は、53キロの⑥レーヴデトワールを狙う。マイルはベストの距離だし、そもそも京都を最も得意としている。それもそのはずで、この馬の兄姉にはナイアガラ(京都ダート3勝、芝1600万勝ち)、レーヴドリアン(きさらぎ2着、京都新聞杯3着)、アプレザンレーヴ(京都芝1戦1勝、0秒5差圧勝)、レーヴディソール(デイリー杯2歳S勝ち)と、京都専用ではないが、京都ではまず取りこぼさなかった馬たちが居並んでいる。

ツボにはまればショウナンパンドラも倒せる潜在能力がある馬。この舞台なら復活を期待したい。

$お宝馬
②パワースポット

遅咲きだが、芝に転じてからの安定度は実に素晴らしく、前走愛知杯は昇級戦でいきなりメドを立てた。やや雨の影響が残る馬場も多いに味方しそう。スズカマンボ×パラダイスクリークの馬力配合で、波乱の一角を担えるか。
重視したいのは④ダンスアミーガ⑭ウリウリ⑯アロマティコ。以下押さえで③マコトプリジャール⑦ベルルミエール⑧キャトルフィーユ⑬ケイアイエレガント