- 2月25日 中山11R 中山記念(G2)
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お宝馬☆ドーブネ(10人気) 2着
条件好転の大穴を見抜いた!
- 2月11日 東京11R 共同通信杯(G3)
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お宝馬☆ジャスティンミラノ(4人気) 1着
2週連続で勝ち馬を指名!
新潟2歳Sはフジキセキ
2009/9/1(火)
新潟2歳Sはフジキセキ
2009/9/1
8月29日 土曜 新潟11R 朱鷺S ブラックバースピン 6番人気⑮着
前半は良い手応えで、脚も巧くたまっていた。しかし直線で、いざ追い出すと全く反応せず。夏場も走っているし、左回りも問題なしの馬だが・・・サッパリ分からない。
8月30日 日曜 新潟11R 新潟記念(GⅢ) イケトップガン 13人気⑯着
いつもの追い込み策も、想像以上にスローになってしまい、まるで追い込み届かず。上がり33秒2で上がっても2頭しか交わせないほど上がりが速いのだから・・・ここまで前残りになるとは。前の週には外差し傾向が出つつあったので、この結果は予測できず。とうとう今年の夏の新潟は最後まで例年通りの馬場にはならなかった。
★【今週へのポイント】
今週末は2歳重賞が3鞍。特に新潟2歳Sでキーとなりそうなのはフジキセキ産駒だ。もともと仕上がりが早く、2歳戦では安定して強い種牡馬だが、今年は特に健闘が目立つ。
新潟2歳Sでは、ここ2年、エフティマイア、ツクバホクトオーと連対馬を出しているが、今年はクロフォードとシンメイフジがエントリー(ベストブルームは回避濃厚か)。共にレースぶりが器用で、将来性云々というよりも完成度の高さが目に付く。前付けのレースもできるのが強みだ。
母方も共に一流だが、シンメイフジはシンコウラブリイーレディミューズと、日本での成功例が続いている牝系。母父ティンバーカントリーで、ダート要素が求められている今年の新潟マイルに向いており、一歩リードか。
面白いのは母父フジキセキで父アフリートというブランビーブラックだ。ダート要素はアフリートでクリアしているし、また同じ外回りの新馬戦を、外回りらしからぬ前後半同じ、緩みのない厳しい流れで制したことを評価したい。
★【次回の狙い馬】
日曜新潟5R 6着 タイトーフォルテ⇒先団の内に入って、直線叩き合いに入ったがジリジリ後退。しかし、もともと初戦に良績の薄い厩舎で、叩いての変わり身がありそうだし、また距離が長かった。外回りで速い上がりを使うタイプではない。次走阪神の内回りなら。
日曜新潟8R 11着 カウアイレーン⇒久々の実戦。果敢に逃げたところは、さすが桜花賞候補と言われた馬という印象。最後の失速は太め残りで織り込み済み、もともと次走が本線のはず。次走、中山でも東京でも面白い。牝馬限定なら勝ち負けまで。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。