2016年の阪神JSでJRA史上初の同一重賞7年連連対記録などJUMPレースの顔として活躍する高田潤騎手。 そして、ファンサービスの積極性は競馬界一とも噂される熱き男の生の声をお届けします!
夏休み最後の夏祭り☆
2017/9/1(金)
かき氷はブルーハワイ派の高田潤です(^^)
今週は、ジョッキー8人で大津市の児童養護施設へ行き、花火,かき氷,焼きそば,フランクフルト,パンケーキ,お菓子をたっぷりと引っ提げて、子供たちと思いっきり遊んできました(^o^)/
毎年夏にこの施設を訪れて、「子供たちのために何が何でも絶対に続けて行こう!!」と心に誓い、早いもので何だかんだでもう10年目となりました。
当然、仲間の協力なしでは何も出来ませんので、ここまで賛同してついてきてくれた後輩達には感謝しかありません…(T-T)
参加したくてもなかなか予定が合わず、来れない後輩達も何人かいますが、
今年は自分以外に、川須栄彦,藤懸貴志,森一馬,松若風馬,義英真,加藤祥太,森裕太朗の7名が参加してくれました(^^)
この施設には現在、乳児~高校生までの77名の子供たちが預けられているそうです。
中には、辛い過去を背負っている子供もいるわけで、そんな子供たちに少しでも笑顔になってもらえればいいなという想いで毎年やってきました。
こういう機会を通じて感じたことは、
以前にも言ったと思いますが、施設の子供たちはオモチャやゲームソフトが欲しいわけではありません。
一緒に焼きそばやかき氷を食べたり、花火をしたり、僕たちと一緒に何かをする!人の温もりを感じる!ということを一番楽しみにしています。
一緒に遊んで、子供たちの計り知れないパワーや屈託のない笑顔を見ると、僕たちが逆にパワーを貰い、励まされている気がします。普段忘れがちな、人にとって本当に大切なものはこういうことなんだということに気づかされます。
毎年これだけたくさんの子供たちを見ていますと、僕と一緒に手をつないで花火をしていた5歳だった子が中学3年生になり、いまは小さな子供の手をとって一緒に花火をやってあげたりという姿を見ると、本当にいいお兄ちゃんになったなぁと感慨深いです。
こういう子供たちの成長をみるとホント自分のことのように嬉しいです(^^)
来年の夏も再来年の夏もこれからずっとずっと先の夏も、子供たちのパワーを貰いに施設を訪問したいと思います!!
プロフィール
高田 潤 - Jun Takada
1980年11月3日生まれ、大阪府出身。
1999年に松田博資厩舎所属から騎手デビュー。デビュー当初から、平地・障害の垣根を越えた活躍を続けると、2006年にはドリームパスポートで神戸新聞杯を制覇。これが平地重賞初勝利となった。
一方、2008年にはキングジョイとのコンビで中山大障害を制し、キャリア初のJG1勝ち。2013年には待望の障害リーディングに輝いた。
また、2009年には師匠である松田博資師の元を離れ、フリーに転向。2012年にも生涯の伴侶を得るなど、公私ともに充実期を迎え、障害競走の次代を担う存在として更なる活躍が期待される。