2016年の阪神JSでJRA史上初の同一重賞7年連連対記録などJUMPレースの顔として活躍する高田潤騎手。 そして、ファンサービスの積極性は競馬界一とも噂される熱き男の生の声をお届けします!
四位洋文調教師誕生!!
2019/12/13(金)
もう12月の半ばにさしかかっていますが、、、
なんか早いですね。。
毎年これを言っている様な気がします。。
しかも僕だけに限らず、ぶっちゃけ、そこらじゅう至る所で、そういう声が聞こえますよね…(^^;;
ということは、これはもしかして、
一年が早く感じるのではなくて、
若い頃が一年を長く感じていただけで、今の早さが普通なんでは!?と、ふと思ったんですよね…( ̄▽ ̄;)
多分、そういうことですよね??
なので、一年は早いものなんだと思います!!
これからは、1年という単位が出て来た場合は、たったの一年か(笑)!って考えることにします(^^)!!
そういえば先日、新規調教師試験の合格発表がありましたが、四位さんが見事に合格しまして、再来年の3月に厩舎を開業ということになります!!
四位さんと言えば、世界中のトップジョッキーが口を揃えてみんな『騎乗姿勢が素晴らしい!!』と大絶賛します!!
僕もそうですが、ジョッキーなら当然、あの美しい騎乗フォームに憧れます!!
若い頃は、みんな一度は四位さんの騎乗フォームを真似するもんなんですが、
これがまた、、、
全く出来ません…( ̄▽ ̄;)
あの股関節やくるぶしの柔らかい使い方は誰にも真似が出来ません…。
中学生時代から馬術界でも名を馳せていた四位さんにまつわる伝説はたくさんありまして、
デビューする前の競馬学校時代には、教官よりも騎乗技術が優れていたという話も聞いたことがあります。
ジョッキーとしても数々のタイトルを獲得し、馬術に関してもそれほどまでの騎乗技術を持っていた四位さんがこれからどういう厩舎を、そしてどういう馬作りをしていくのか、本当に楽しみですね!!
実は、競馬サークルの人でさえほとんどの人が知らないと思いますが、何年か前に、僕が騎乗していたエアペイシェンスという障害馬を調教で四位さんに乗ってもらって、障害コースで実際に飛ばしてもらったことがあるんですよね(≧∀≦)
後にも先にも四位さんが栗東トレセンで障害を飛ばしたのはこの時だけなんですが、
いとも簡単に華麗な飛越を披露し、『障害って、やっぱ楽しいなぁ~』と言いながら涼しげな表情で戻ってきました(^^)
その時僕は、やっぱりこの人は凄い人だな…って思いました(^^;;
でも今よくよく考えると、その当時、四位さんがそんな調教をよく引き受けてくれたなぁと思います(笑)
そういえば、競馬場の調整ルームのサウナで四位さんと馬の話をしていて、話が熱くなりすぎて、何度かのぼせたこともあります…(笑)
四位洋文という人は、それくらい馬に対して熱い男で、馬の知識も物凄く豊富で、馬に関するいろいろな事を教えてくれますので、どんどん話を聞きたくなります!!
再来年の3月といっても、あっという間にその日が来ると思いますので、今から本当に楽しみですね!!
しかしその反面、競馬での美しい騎乗フォームが見れるのは来年の2月までということになりますので、そういう意味では僕も少し残念な気持ちはありますが、四位ジョッキーのファンの方々も、寂しい気持ちを胸にしまっていただいて、最後の最後までしっかりと目に焼きつけて応援していただければ思います!!
プロフィール
高田 潤 - Jun Takada
1980年11月3日生まれ、大阪府出身。
1999年に松田博資厩舎所属から騎手デビュー。デビュー当初から、平地・障害の垣根を越えた活躍を続けると、2006年にはドリームパスポートで神戸新聞杯を制覇。これが平地重賞初勝利となった。
一方、2008年にはキングジョイとのコンビで中山大障害を制し、キャリア初のJG1勝ち。2013年には待望の障害リーディングに輝いた。
また、2009年には師匠である松田博資師の元を離れ、フリーに転向。2012年にも生涯の伴侶を得るなど、公私ともに充実期を迎え、障害競走の次代を担う存在として更なる活躍が期待される。