2016年の阪神JSでJRA史上初の同一重賞7年連連対記録などJUMPレースの顔として活躍する高田潤騎手。 そして、ファンサービスの積極性は競馬界一とも噂される熱き男の生の声をお届けします!
三浦皇成が負傷…
2020/1/10(金)
高田潤です!!
さて、2020年が始まった訳ですが、
皆さんお正月は各々ゆっくりされましたか??
オリンピックイヤーに加えて、2,0,2,0とゴロがいい今年ですが、なんだか気持ちも新たに、引き締まる感じがしますね!!
毎年、年頭にはいろいろ抱負や目標を立てる方も多いと思いますが、僕もこの年頭のフレッシュな気持ちをしっかりと持ち続けて一年を過ごしたいと思います。
先週は、新年の一発目となった今年のJRAの競馬ですが、残念なことに中山では落馬事故がありました…
怪我をしてしまった皇成ともレース後に連絡が取れたんですが、わりと元気だったので少しホッとしました。
落馬の煽りを受ける形で、巻き込まれてしまった落馬事故で、皇成自身は『仕方ないですね…』と言っていましたが、
アクシデントというよりは防げる事故だったと思いますので、馬券を買って下さっているたくさんの方々もいますし、落馬をさせてしまったジョッキーを含め我々ジョッキーは、より一層技術の向上を目指し、気持ちを引き締めて集中して騎乗しないといけないと思います。
どうしようもない場合もありますが、やはり防げる事故は極力防いでいかなければいけないと思います。
まだまだ今年は始まったばかりですので、怪我をしてしまった皇成も、焦らずしっかりと体を治して、元気に復帰して欲しいと思います!!
プロフィール
高田 潤 - Jun Takada
1980年11月3日生まれ、大阪府出身。
1999年に松田博資厩舎所属から騎手デビュー。デビュー当初から、平地・障害の垣根を越えた活躍を続けると、2006年にはドリームパスポートで神戸新聞杯を制覇。これが平地重賞初勝利となった。
一方、2008年にはキングジョイとのコンビで中山大障害を制し、キャリア初のJG1勝ち。2013年には待望の障害リーディングに輝いた。
また、2009年には師匠である松田博資師の元を離れ、フリーに転向。2012年にも生涯の伴侶を得るなど、公私ともに充実期を迎え、障害競走の次代を担う存在として更なる活躍が期待される。