2016年の阪神JSでJRA史上初の同一重賞7年連連対記録などJUMPレースの顔として活躍する高田潤騎手。 そして、ファンサービスの積極性は競馬界一とも噂される熱き男の生の声をお届けします!
トレセンは生き物の宝庫です!
2020/7/10(金)
高田潤です!!
先日、トレセンでキツツキを見ました!!
調教スタンドの近くの木でコンコンコンコンと小刻みでリズミカルな音が聴こえてきまして、何の音かな?と、ふと見たんですが、そもそもキツツキがクチバシで木を叩くところを見たことがなかったので、初めは何かわからなかったんですが、後から聞いたところやはりキツツキでした(^^)
以前にも言ったことがあると思いますが、18歳で騎手になりトレセンに来るようになってからこれまでに、本当にさまざまな生き物を目にするようになりました!
僕は生まれも育ちも大阪で、3歳から7歳まで東京にいたこともありますが、大阪や東京では珍しい野生の生き物に遭遇することがほとんどなく、トレセンのある滋賀に来て、初めて目にする生き物がたくさんいました。
もともと小さいときから昆虫や動物が好きで、家にあった生き物図鑑はページが破れてボロボロになるほど頻繁に見ていました(^^;;
これまでにトレセンで出会った生き物はと言いますと、、
まず王道のところでいえば、やはりカブトムシですね!!
トレセン界隈にはカブトムシやクワガタがめちゃくちゃたくさんいます(o^^o)
カブトムシはホームセンターで虫かごに入って売っているところしか見たことがなかったので、トレセンで初めて飛んでいるカブトムシを見たときは本当に感動しました(^^;
馬に乗っているときに肩にカブトムシがとまったこともあります 笑。
そういえば、セミって比較的に日本全国どこにでもいると思うんですが、大阪に住んでいたときは圧倒的にクマゼミが多かった印象があります。
それに比べて東京ではクマゼミを見た記憶がありません。ほとんどがアブラゼミです。
東京と大阪ってほとんど気候は変わらないと思うんですが、なぜここまで違うのか??幼少期には不思議に思っていました。というか今でも不思議に思っています…(^^;
ちなみにトレセンには、クマゼミ、ミンミンゼミ、アブラゼミ、ツクツクボウシなどが満遍なくいます(^^)
昆虫だけではなく、これまでにも思い出す限りで言いますと、野生のサル、イノシシ、キツネ、タヌキ、ウサギ、イタチ、ウグイス、キツツキ笑。などに遭遇しました(≧∀≦)ノ
年配の厩務員さんの話によると、昔はシカがよく出没してトレセンの馬場を走っていたそうです笑笑。
僕はまだシカに遭遇したことはないですね(^^;;
あと余談ではありますが、トレセン内(厩舎地区)では数年前に虫駆除を徹底的に行い、それまで大量に発生していた、夏場の馬の天敵であるアブやハエがほとんどいなくなりました。
当時は、あまりにもデカい虫除け装置に恐がる馬もいて、僕自身もこんなんつけて効果あるの??って思っていましたが、今思えば、あんなに大量に発生していたアブやハエが全然いなくなっていますので、やっぱり虫取り専門業者って凄いなと思いました。
それに伴い、蚊も全くいなくなりました(^^)
蚊に刺されまくる僕にとってはありがたい限りです(^o^)
生き物好きの僕にとっては本当にトレセンは最高の環境だと思います!!
これからもこの素晴らしい環境の中で、しっかりと仕事に精進していきたいと思います(^O^)!!
プロフィール
高田 潤 - Jun Takada
1980年11月3日生まれ、大阪府出身。
1999年に松田博資厩舎所属から騎手デビュー。デビュー当初から、平地・障害の垣根を越えた活躍を続けると、2006年にはドリームパスポートで神戸新聞杯を制覇。これが平地重賞初勝利となった。
一方、2008年にはキングジョイとのコンビで中山大障害を制し、キャリア初のJG1勝ち。2013年には待望の障害リーディングに輝いた。
また、2009年には師匠である松田博資師の元を離れ、フリーに転向。2012年にも生涯の伴侶を得るなど、公私ともに充実期を迎え、障害競走の次代を担う存在として更なる活躍が期待される。