2016年の阪神JSでJRA史上初の同一重賞7年連連対記録などJUMPレースの顔として活躍する高田潤騎手。 そして、ファンサービスの積極性は競馬界一とも噂される熱き男の生の声をお届けします!
変則開催!?
2020/7/24(金)
高田潤です!!
今週の競馬の開催場において、アレっ??と思われた方も多いと思いますが、
実は今週末から3週間、札幌競馬場と新潟競馬場の2場でしか競馬が行われません!!
札幌と新潟だけです(^^;;
雪や台風などの影響で、ローカル2場開催になることは稀にありますが、 今開催に限りましては、コロナの影響とかも全く関係なく、もともとの番組がこのような開催になっております。
何故かと言いますと、、
本来なら東京オリンピックが開催されていたからです。
オリンピックの開催中は、交通機関や日本中が混雑すると予想されますので、この期間の競馬は、主場を使わずにローカル場で、尚且つ2場開催で行いましょうということになり、このような開催日程になっております。
別に小倉もやって3場開催でもいいのでは??
と思いますよね??
これにも理由があります。
まず、JRAのレース開催日というのは、1年間で何日まで!!というのが法律で決められています。(何日か忘れましたが …^^;)
その為、毎週毎週3場で開催ということが出来ません。
そうなると、どこの日程に3場開催をもっていけばいいか??どこの日程にもっていけば馬券が売れるか?となりますよね??
わざわざ世界中が熱狂するオリンピックの開催時に3場はやりませんよね??
そういう理由もあるわけです。
いろいろな理由を考慮した上で、競馬の日程が組まれていると言うわけなんですよ!!
というわけで、本来なら新潟小倉で行われる日程が新潟だけになるため、正直、関西馬には(移動なども含めて)厳しい3週間になるとは思いますが、しっかりと乗り切っていきたいと思います。
それに加えて今週は4連休も重なっていますので、コロナの影響で満席の飛行機は避けたいと感じている関西のジョッキーにとっても厳しい週末になりそうです。。(>_<)
僕もそうですが、新潟まで車で移動というジョッキーは今週は多いと思います。
連休でどこかに出かけられている方は、くれぐれも感染予防対策をしっかりと心がけて下さいね!!
プロフィール
高田 潤 - Jun Takada
1980年11月3日生まれ、大阪府出身。
1999年に松田博資厩舎所属から騎手デビュー。デビュー当初から、平地・障害の垣根を越えた活躍を続けると、2006年にはドリームパスポートで神戸新聞杯を制覇。これが平地重賞初勝利となった。
一方、2008年にはキングジョイとのコンビで中山大障害を制し、キャリア初のJG1勝ち。2013年には待望の障害リーディングに輝いた。
また、2009年には師匠である松田博資師の元を離れ、フリーに転向。2012年にも生涯の伴侶を得るなど、公私ともに充実期を迎え、障害競走の次代を担う存在として更なる活躍が期待される。