2016年の阪神JSでJRA史上初の同一重賞7年連連対記録などJUMPレースの顔として活躍する高田潤騎手。 そして、ファンサービスの積極性は競馬界一とも噂される熱き男の生の声をお届けします!
松山弘平&デアリングタクト
2020/10/23(金)
高田潤です!!
先週の東京ハイジャンプ(J・G2)は、騎乗したヒロシゲセブンがブービー人気にもかかわらず、いい飛越&走りをみせてくれまして、断然人気のメイショウダッサイに迫っての2着と頑張ってくれました!!
あそこまでいけば、なんとか差し切って欲しいという悔しさはありますが、着差以上にダッサイの強さも感じましたし、自分が思い描いていたレースは出来ましたので悔いはありません…(>_<)!!
そしてそして!!
先週の話題は何と言っても、
史上初!!無敗の三冠牝馬の誕生ですよね!!
競馬の歴史に新たな名を刻んだデアリングタクトと鞍上の松山弘平。
本当に素晴らしいレースだったと思います。
三冠などの大記録がかかった当該週になると、トレセンでは、騎乗するジョッキーに話しかけ辛い雰囲気が漂います(^_^;)
今はソーシャルディスタンスで適度な距離を保っているとはいえ、大勢の報道陣にも囲まれますので、より一層まわりには緊張感が立ち込めます。
どれだけ素晴らしいジョッキーでも、なかなかこういう経験をする機会は無いと思いますので、弘平ちゃん(松山J)も相当なプレッシャーを感じていたと思います。。
秋華賞の2週間くらい前からずっと神経性腸炎と戦っていて、眠ることすらなかなか出来なかったそうです…
そんな中での弘平ちゃんの見事な騎乗に、皆さんも深く感動に包まれたのではないでしょうか??
競馬って改めて素晴らしいなぁ(T-T)と思う瞬間でもありました。
そんな大仕事をやってのけた、弘平ちゃんを昨日トレセンで発見しました(^^)
何やら打ち合わせ中のようです。。
手にはデアリングタクトの写真パネル。。
「おーい!弘平ちゃーん!おめでとう!!」
すると、
『ありがとうございます!!』
ニヤリとパネルを見せてくれました(≧∀≦)
カッコいいよ、弘平ちゃん٩( 'ω' )و
おめでとう!!
プロフィール
高田 潤 - Jun Takada
1980年11月3日生まれ、大阪府出身。
1999年に松田博資厩舎所属から騎手デビュー。デビュー当初から、平地・障害の垣根を越えた活躍を続けると、2006年にはドリームパスポートで神戸新聞杯を制覇。これが平地重賞初勝利となった。
一方、2008年にはキングジョイとのコンビで中山大障害を制し、キャリア初のJG1勝ち。2013年には待望の障害リーディングに輝いた。
また、2009年には師匠である松田博資師の元を離れ、フリーに転向。2012年にも生涯の伴侶を得るなど、公私ともに充実期を迎え、障害競走の次代を担う存在として更なる活躍が期待される。