2016年の阪神JSでJRA史上初の同一重賞7年連連対記録などJUMPレースの顔として活躍する高田潤騎手。 そして、ファンサービスの積極性は競馬界一とも噂される熱き男の生の声をお届けします!
超良血馬
2020/11/6(金)
高田潤です!!
先週の天皇賞(秋)は、アーモンドアイの圧巻の走りに皆さん魅了されたと思います。 この勝利でアーモンドアイは、日本競馬史上初となる芝G1を8勝という歴史的快挙を達成しました!!
アーモンドアイの活躍は、この先ずっと語り継がれるであろう競馬の歴史に名を刻むに相応わしいと誰もが認める記録だと思います。
本当に素晴らしいです(;_;)
そしてそして、今年のジャパンカップには無敗の三冠馬と無敗の牝馬三冠馬が激突することが発表されました!!
ただでさえワクワクするような対戦ですが、これにアーモンドアイの次走はまだ発表されておりませんがアーモンドアイが参戦となると、とんでもないレースになりそうですね…(>_<)!!
こんなレースに観戦者が限定されるというのは、本当にもったいないし、つくづくコロナが憎いですね。。
わたくし今週の土日は、福島で騎乗を予定しておりますが、土曜日の障害未勝利戦では、初障害戦となるグローブシアターに騎乗します。
名牝シーザリオを母にもつグローブシアターは、兄にエピファネイア,リオンディーズ、弟にサートゥルナーリアという超良血馬です。
当然、障害デビュー戦ということもあり注目される一戦になると思います。
ファン目線から言えば賛否両論いろいろな感情があると思いますが、僕からしてみれば、良血でもそうでなくても同じ馬です。
僕自身、そこに特別な感情はありません。
障害レースに向けて、しっかりと集中力を高め、障害練習を積んでデビュー戦に望むということは他の馬でも同じです。
ですので、どんな馬でも僕は同じ気持ちで騎乗します。
グローブには毎日調教で跨り、ここまでしっかりと準備を整えてきました。人馬ともに中途半端な気持ちでやってきたわけではありませんので、集中して自分の持っている力を発揮してくれれば、良い走りをしてくれると信じています!!
来週の京都JSに出走を予定しているオジュウチョウサンも順調に調整が進んでいると記事にも出ていましたので、ジャンプ界もこれから益々盛り上がっていって欲しいなと思います!!
プロフィール
高田 潤 - Jun Takada
1980年11月3日生まれ、大阪府出身。
1999年に松田博資厩舎所属から騎手デビュー。デビュー当初から、平地・障害の垣根を越えた活躍を続けると、2006年にはドリームパスポートで神戸新聞杯を制覇。これが平地重賞初勝利となった。
一方、2008年にはキングジョイとのコンビで中山大障害を制し、キャリア初のJG1勝ち。2013年には待望の障害リーディングに輝いた。
また、2009年には師匠である松田博資師の元を離れ、フリーに転向。2012年にも生涯の伴侶を得るなど、公私ともに充実期を迎え、障害競走の次代を担う存在として更なる活躍が期待される。