【大阪杯】遂に激突キタサンブラック、マカヒキなど11頭を分析!
2017/3/26(日)
キタサンブラック
(牡5、栗東・清水久厩舎)
父 | ブラックタイド |
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母 | シュガーハート |
母父 | サクラバクシンオー |
通算成績 | 14戦8勝 |
重賞勝利 |
16年ジャパンC(G1) 16年天皇賞・春(G1) 16年京都大賞典(G2) 15年菊花賞(G1) 15年セントライト記念(G2) 15年スプリングS(G2) |
連対時平均馬体重 | 523kg (最高:538kg) (最低:504kg) |
前走時馬体重 | 536kg |
POINT | 昨秋は2400m以上のレースを3戦使うことが決まっていたので比較的シャープな造りになっていたが、今回は一定以上の速力を必要とする2000m戦ということもあり、全体的に立派な造りでスピード能力の強化に努めてきた印象。休み明けで春3戦ローテの初戦で若干立派な印象はあるものの、肋骨も薄っすらと浮いているように、もう一絞りできれば万全の状態に仕上がるはず。まず勝ち負けには加わってくるはず。 |
マカヒキ
(牡4、栗東・友道厩舎)
父 | ディープインパクト |
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母 | ウィキウィキ |
母父 | フレンチデピュティ |
通算成績 | 8戦5勝 |
重賞勝利 |
16年日本ダービー(G1) 16年ニエル賞(G2) 16年弥生賞(G2) |
連対時平均馬体重 | 499kg (最高:506kg) (最低:496kg) |
前走時馬体重 | 502kg |
POINT | 前走は休み明けとはいえ、馬体はしっかりと引き締まって走れる態勢にはあった。なので、スマートレイアーに先着されての3着にはやや不満が残る。今回は一度使われて筋肉は更に張りを増しているし、状態は上がってきた。馬体に幅が出てきて、筋肉量は増えてきており、完成度はかなり高い。毛艶も良く、体調自体は良さそう。瞬発力を削がれてしまうような道悪馬場にでもならない限り、確実に終いは伸びてくるだろう。 |
サトノクラウン
(牡5、美浦・堀厩舎)
父 | Marju |
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母 | ジョコンダ2 |
母父 | Rossini |
通算成績 | 12戦6勝 |
重賞勝利 |
16~17年京都記念(G2) 16年香港ヴァーズ(G1) 15年弥生賞(G2) 14年東京スポーツ杯2歳S(G3) |
連対時平均馬体重 | 477kg (最高:490kg) (最低:468kg) |
前走時馬体重 | 490kg |
POINT | <今週のイチオシ>メンタル面で一時期は完全にスランプに陥ったものの、ここ2戦で完全復活。それと同時に馬体の張りも一段と良くなってきて、精神面と肉体面がうまく噛み合うようになってきた。骨格はほぼ完成されており、今が充実期といったところ。腹袋の大きいタイプで、極端な瞬発力勝負はマカヒキらに劣るものの、底力を必要とする持続力に関しては現役でも屈指のものがある。毛艶も良く、体調は万全。肋骨も薄っすらと感じられるように、ここ目標に完璧に仕上がった。国内G1タイトル奪取の期待は大きい。 |
ステファノス
(牡6、栗東・藤原英厩舎)
父 | ディープインパクト |
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母 | ココシュニック |
母父 | クロフネ |
通算成績 | 21戦4勝 |
重賞勝利 |
14年富士S(G3) |
連対時平均馬体重 | 478kg (最高:488kg) (最低:470kg) |
前走時馬体重 | 486kg |
POINT | 元々使って良くなるタイプの馬ではあるものの、これは金鯱賞を一叩きされて格段に良く見える。前走時は数字的に大きな変動はなかったが、若干余裕を持たせた造りだったので、前回は8~9分なら今回は100%の仕上がりと言って良いだろう。腹回りはグッと引き締まってきており、ムダ肉のない状態でレースに向かうことが出来そう。毛艶も良く、体調に不安なし。好勝負できる状態と見た。 |
アンビシャス
(牡5、栗東・音無厩舎)
父 | ディープインパクト |
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母 | カーニバルソング |
母父 | エルコンドルパサー |
通算成績 | 14戦5勝 |
重賞勝利 |
16年大阪杯(G2) 15年ラジオNIKKEI賞(G3) |
連対時平均馬体重 | 464kg (最高:474kg) (最低:458kg) |
前走時馬体重 | 466kg |
POINT | 立ち姿の角度にもよるが、前走より若干のボリュームアップを感じるシルエット。かといって太く映るわけではなく、純粋に筋肉量が増えてきて、昨年よりも更に完成が近づいてきた雰囲気。皮膚を薄く見せているように、青鹿毛で非常に見栄えのする馬体。筋肉の張りは申し分のない状態で、能力発揮に関して体調面での不安はない。引き続き接着装蹄で来ているので、調教内容はチェックしておきたいところだ。 |
ヤマカツエース
(牡5、栗東・池添兼厩舎)
父 | キングカメハメハ |
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母 | ヤマカツマリリン |
母父 | グラスワンダー |
通算成績 | 23戦7勝 |
重賞勝利 |
16~17年金鯱賞(G2) 16年中山金杯(G3) 15年ニュージーランドT(G2) 15年福島記念(G3) |
連対時平均馬体重 | 491kg (最高:516kg) (最低:480kg) |
前走時馬体重 | 516kg |
POINT | 前走時は有馬記念の時と比較してやや皮膚が厚く見え、100%の仕上がりとは言えなかったが、中団からあっさりと抜け出して勝利。馬がかなり力を付けてきているのだろう。今回は日当たりの関係もあるが素晴らしい毛艶で筋肉の張りもはち切れんばかりの状態。キングカメハメハ産駒らしい、肉付きの良いボディで今がまさに充実期といったところ。メンバーは一気に強くなるが、仕上がりの良さで上位を狙える。 |
ミッキーロケット
(牡4、栗東・音無厩舎)
父 | キングカメハメハ |
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母 | マネーキャントバイミーラヴ |
母父 | Pivotal |
通算成績 | 13戦4勝 |
重賞勝利 |
17年日経新春杯(G2) |
連対時平均馬体重 | 475kg (最高:478kg) (最低:468kg) |
前走時馬体重 | 480kg |
POINT | 京都記念はかなりいい仕上がりであったが、出遅れが響いた。今回も引き続き毛艶は良いし、筋肉の張りも抜群。胴回りが若干立派に映る馬ではあるが、キンカメ産駒の豊富な筋肉量と母父ピヴォタルの影響が大きいのだろう。特に太いというわけではない。クビ~肩周り、トモなどまだ成長余地を残しており、今後が楽しみな1頭。体調も良さそうなので、スタートさえ上手く決めれば上位争いできるはず。 |
ロードヴァンドール
(牡4、栗東・昆厩舎)
父 | ダイワメジャー |
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母 | ジャズキャット |
母父 | Storm Cat |
通算成績 | 15戦4勝 |
連対時平均馬体重 | 486kg (最高:504kg) (最低:468kg) |
前走時馬体重 | 504kg |
POINT | ダイワメジャー産駒らしいガッチリとした体つきで、クビさしも太く短くパワー型の造り。まだキ甲が完全には抜けておらず、腰も高めで成長途上のシルエットでまだまだ上積みが見込めそう。京都で3勝を挙げているが、馬体を見る限りでは力の要る阪神向きと見ている。今回は強力な同型のキタサンブラックが出走しているので、展開が一つのカギとなりそう。完成度はまだ低いが、体調自体は良さそうなので一発も狙えるデキ。 |
サクラアンプルール
(牡6、美浦・金成厩舎)
父 | キングカメハメハ |
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母 | サクラメガ |
母父 | サンデーサイレンス |
通算成績 | 15戦3勝 |
連対時平均馬体重 | 470kg (最高:484kg) (最低:462kg) |
前走時馬体重 | 484kg |
POINT | 6歳馬だが、数を使われていないので馬体に衰えはない。筋肉の張りもすこぶる良く、前駆と後躯のバランスも整っていて純粋にいい馬だと感じる。左前の繋ぎが長く寝ていて、屈腱に負担のきやすい形であるため、脚元に留意しながら使われてきたのだろう。毛艶も良くこの馬としては充実した馬体を見せており、体調はかなり良さそう。前走の競馬でオープンでもメドを立てたので、人気薄でもマークしておきたい。 |
ディサイファ
(牡8、美浦・小島太厩舎)
父 | ディープインパクト |
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母 | ミズナ |
母父 | Dubai Millennium |
通算成績 | 38戦9勝 |
重賞勝利 |
16年AJCC(G2) 15年札幌記念(G2) 15年中日新聞杯(G3) 14年エプソムC(G3) |
連対時平均馬体重 | 491kg (最高:510kg) (最低:482kg) |
前走時馬体重 | 504kg |
POINT | 直飛でトモ脚が長く、ディープインパクト産駒らしい形。様々な距離で結果を残しているが、ベストは2000mだろう。昨年の秋は正直、状態的に物足りなく見えたが、今回は全体的に筋肉の張りがアップしてきており、本来のシルエットに近づいてきている。ただ、加齢によるトモの筋肉の衰えは隠せなくなってきており、全盛期と比較すると見劣りは否めない。入着があれば…といったところか。 |
マルターズアポジー
(牡5、美浦・堀井厩舎)
父 | ゴスホークケン |
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母 | マルターズヒート |
母父 | Old Trieste |
通算成績 | 19戦7勝 |
重賞勝利 |
17年小倉大賞典(G3) 16年福島記念(G3) |
連対時平均馬体重 | 529kg (最高:540kg) (最低:524kg) |
前走時馬体重 | 530kg |
POINT | 米国血統ということもあり、かなりパワーのありそうな馬。筋肉量が多いので距離はもたないかもしれないが、豊富なスピードがあり心肺能力も高いので、2000mならこなせる範囲だろう。今回は先行馬が多いのがどうか。毛艶は光っていて筋肉の張りも十分。昨年の有馬記念でも素晴らしい仕上がりを見せていたが、引き続き好調子をキープ。展開次第ではあるが、強敵相手でも見劣りしない良い状態といえるだろう。 |