ライター野中(以下野):新年を迎えて10日以上経ちますが、曜日の感覚が戻らなくて辛いですね。

競馬ラボスタッフY(以下Y):ようやくこの土日でリセットかな。

野:ところが、競馬の方はまだまだ変則日程の影響がありそうです。中距離の芝の新馬は競馬場を問わず除外ラッシュ。

Y:サンデーRで1億5000万円の募集価格だったグレートウォリアー(牡3、栗東・藤原英厩舎)も除外されたよね。

野:1度除外された馬でも確実に出られるという訳ではないというのは間違いありません。誰とはいえませんが、一方で入っちゃった系もあって、調整は難しいでしょうね。良血馬や高額馬を抱える厩舎はリーディング上位厩舎が多いので焦って使うことは少ないと思いますが、待機している間に調子落ちということもありそう。

Y:だけど、不思議だよね。秋口の新馬は頭数も少なかったりするのに。

野:使い分けや仕上がり面の問題を抱えているのは仕方がないとしても、シーズン末期が近付くととりあえずは使おうということになるのかも知れませんね。2歳時は無理しないという方針も増えていますし。

Y:最近のPOGはより仕上がりが重要だよね。

野:少なくとも11月中にはデビューできそうな馬を選ぶ必要はありそうです。速攻系(6月、7月デビュー)の短距離からマイルまでの馬、中距離でもいけそうな馬を50%程度指名して、大砲系を30%、ダート系、マニアック系を10%ずつが理想かも知れません。

Y:クラブ馬の場合は情報も手に入りやすいから、この辺りをしっかりと分析すると分かりやすいかも。

野:パカパカFの新クラブ・ワラウカドは結局3頭とも2歳時にはデビューできず。ニューワールドレーシングは順調そうな馬もいそうで、意外と2歳時にはデビューする馬も少なくないかも知れません。1月ともなると、既にある程度の結果が出ていると思うので、次年度のPOG対策、復習はしておいた方がいいでしょう。

Y:夏場にデビューできる馬であれば、1勝は見込めたりするからね。そこでちょっと休んでも、未勝利戦も手薄な時期に復帰できそうだし。

野:POGはあくまでもバーチャルなので、思い切って良血固めをすることはひとつの戦略だと思いますが、1月も中盤に来て主力級が新馬で除外となると寂しいものがあるのは間違いないので、一定程度はデビューが見込める馬を選んでおくほうがいいでしょう。

Y:この辺りは徐々に復習していくことにしよう。今週は京成杯もあるけど。

野:早くデビューしておけばいいことがあるという典型例のレースではないでしょうか。ホープフルSが行なわれて中1週という状況だし、関西馬も連続開催の中山を使いたい訳ではありません。中距離で1~2勝している関東馬のあっさりがあってもいいというレースです。

Y:未勝利、500万下を連勝したジェネラーレウーノ(牡3、美浦・矢野英厩舎)辺りが人気になりそうだね。

野:元々、同馬はそこそこPOGで評判の高かった馬です。ただ、新馬戦を見る限り超A級とはいい辛い。しかし、夏場にデビューできる位なので、ひと息入れても10月の未勝利戦には間に合います。その頃はまだまだメンバーも手薄ですし、上手く連勝しました。

ジェネラーレウーノ

Y:ここはコスモイグナーツ(牡3、美浦・高橋祥厩舎)もいるし展開しだいかも知れないね。先週、シンザン記念で4着したファストアプローチ(牡3、美浦・藤沢和厩舎)も早期デビューの恩恵があるタイプの馬だよね。

野:5着以内ルールなら割とオイシイかも知れません。ノーザンF生産馬ですが上位で消えることのなかった馬のはず。コツコツ稼げるタイプは冬場の時期に重賞レースへ出走できるのは大きいでしょう。

Y:GIとなり賞金が増額されたホープフルSの影響もあるのか、京成杯は頭数はいるけど1勝馬も少なくないし、この辺りは実際に馬主や調教師になったつもりでPOG指名馬を考えてみたいね。

野:日曜京都10Rの紅梅Sも頭数は揃いませんでした。ルメール騎手がシグナライズ(牝3、栗東・藤原英厩舎)で出走するということもありそうですが、ノーザンF系は1頭もいません。社台F系のモルトアレグロ(牝3、美浦・武井厩舎)との一騎打ちもありそうです。

Y:ノーザンF系が出走しないということはそういうことだよね。

野:多くを語る必要がないでしょうね。本当に強い馬は2月や3月に出走でしょうし、無理にOPへ出走させる馬もいないということでしょう。

Y:選んでいる余裕はなさそうだけど、しっかりと相手関係を見極めている印象は強いよね。

野:シルクRの重賞3連勝なんてその賜物のはず。今年はサンデーR、キャロットFの1位、2位争いで、3位はシルクRで確定でしょうね。ただ、シルクRは明け3歳が好調だからといって、次年度のPOGで飛びつくのは危険だと思いますが……。

Y:社台RHはどうなの?

野:全く出てこないという訳ではないと思いますが、そこを探すよりノーザンF系で隠れている馬を探した方が可能性はあるでしょう。

Y:今週の新馬にもちょっと触れてよ。

野:あえてどの馬とはいいませんが、A、B投票の結果、ルメール騎手が乗れなくなってしまった馬とかもいて、混戦模様としかいいようがないです。中京では里見オーナーの馬が3頭出し。この時期ならではでしょう。

Y:新馬戦は様子見が妥当だね。

野:来週からは平常運転に戻るので、そこからかも知れませんね。