競馬ラボスタッフY(以下Y):それにしても寒いね。

ライター野中(以下野):東京開催は良くても稍重スタートでしょうね。金曜日の段階では芝稍重、ダート不良という状況です。芝は良に回復してもこの時期ですし、昨秋の痛みも残っているのは間違いなさそう。POG的には遅れて来た良血馬たちが、タフな条件を乗り越えられるかが鍵となりそうです。

Y:となると、ダート馬でどういった馬を下位に入れておくのかというのが鍵になりそうだね。

野:10頭持ちなら間違いなくダート馬は1頭程度、指名しておいた方がいいでしょう。ダートはレベルが上がりやすいので、OP特別を勝つのも容易ではないですし、地方交流重賞を含まないルールだとむなしいだけという結果になるのかも知れませんが、新馬(未勝利)、500万下と2勝すれば1200ポイント~1700ポイント程度は稼げる訳ですよ。

ルヴァンスレーヴ

Y:ルヴァンスレーヴ(牡3、美浦・萩原厩舎)を指名していれば、JRAルールだけでも1700ポイント、地方交流重賞(全日本2歳優駿)を含むのであれば、5000ポイントを楽に超えるという訳か。

野:ドンフォルティス(牡3、栗東・牧浦厩舎)でも、地方交流重賞(北海道2歳優駿、川崎2歳優駿)を含めれば、5000ポイント程度にはなる訳ですよね。ひとつ上の世代ではエピカリスだって、地方交流重賞(北海道2歳優駿)を勝利し、ヒヤシンスSも勝利で5500ポイント稼ぐ訳です。

Y:地方交流がなくても、3500ポイントあれば上出来といっていい。ただ、狙い方は難しいよね。

野:結局、ここでもノーザンF系であからさまにダート血統は狙いだと思いますよ。エピカリスもキャロットF募集なのに、父がダートのゴールドアリュール。メイショウナルトの半弟になる訳で、本来なら芝でもということなんでしょうが、この父ならダートの方が向く訳です。しかも、ノーザンFが他牧場から購入した馬。つまり、最初からダート路線で稼げそうだったのがエピカリスという訳でしょう。

Y:後はベタにグランド牧場の馬を狙うとかかな。

野:それは戦略的に大アリです。グランド牧場の場合、ディープ産駒とかもいて迷うことがあるのは確かですし、芝でも全くダメという訳ではないのですが、やはりダートに特化した馬の方が稼げる余地がありますよね。3歳世代ではハヤブサマカオー(牡3、美浦・伊藤圭厩舎)(兵庫JGP)が代表格。JRAだけでも1700ポイント稼ぎましたし、交流重賞を合わせると3900ポイントになりますからね。

Y:ただ、南関に転厩されたりするからね。

野:問題はそこなんですよ。スプリングマン(抹消、JRA時は黒岩厩舎)を指名したら、6月の芝の未勝利戦を勝ち上がったのにも関わらずいつの間にか南関に転出していました。しかも、先日、3連単100万馬券に絡んでいたので悔しくて悔しくて。

Y:野中君らしいな(笑)。ただ、クラブ募集馬でダートっぽい馬を狙ってみるという手はありそうだよね。露骨に地方競馬へ転出はしないだろうし。

野:明け3歳だと社台RHのビッグスモーキー(牡3、栗東・清水久厩舎)なんていうのは該当するかもしれませんね。キンカメなら芝でも通用する可能性もあるし、仮にダートでも悪くないというタイプの馬でしょう。それがJRAでダート2勝、全日本2歳優駿5着ならまずまずかと。

Y:サンデーRだとオーヴァーライト(牡3、美浦・手塚厩舎)も該当するのか。

野:上が持ち込み馬でダートばかりのアースシンフォニー、ヘニーヒューズ産駒でサンデーRなら狙ってみる価値はあったかも知れません。

Y:この辺りのことは覚えておきたいね。芝で大物を獲りに行く一方でダート路線でもいける馬を探すのもポイントを稼ぐためには必要かも知れない。

野:今週は3歳馬の重賞はありませんが、梅花賞が注目でしょう。クラシック路線を目指す馬は早めの2勝が欲しいところ。ノーザンF系は先週若駒Sで取りこぼしましたし、エタリオウ(牡3、栗東・友道厩舎)辺りは力がはいるはず。Gリビエールレーシングは大塚亮一氏も参画しているみたいだし、ジェネラーレウーノ(牡3、美浦・矢野英厩舎)(育成はノーザンF)など見逃せない存在になりつつあります。

Y:サトノワルキューレ(牝3、栗東・角居厩舎)は下河辺牧場の馬なんだね。

野:里見氏の今年の明け3歳世代は2勝馬がおらず大苦戦。角居厩舎で下河辺牧場というのはラインではありませんが、Mデムーロ騎手も騎乗しますしね。初戦の内容はともかくも注目しておいた方がいい1頭でしょう。

Y:日曜日は東京でセントポーリア賞が行われるね。

野:ノーザンF系は牝馬のローザフェリーチェ(牝3、美浦・木村厩舎)が出走。ただ、この父ですし、母ローズバドが17歳時の仔で、ルメール騎手騎乗でもすんなりと本命とはいえないでしょう。

Y:社台RHは3頭だしか。

野:貴重な芝の中距離戦の500万下で3頭出しは疑問も残りますが、ウォルビスベイ(牡3、栗東・松永幹厩舎)、ダークナイトムーン(牡3、美浦・尾関厩舎)ともに素質馬なのは確か。伸びしろという意味ではダークナイトムーンなのかな。

Y:それにしても芝の新馬戦は相変わらず除外ラッシュだね。

野:さすがにこの時期ともなると、1度負けてしまうとクラシックは厳しいと思うので、何ポイント稼げるかが鍵となるでしょうね。やはり、それなりに早い馬を選ぶのがPOGの王道といえそうです。

Y:日曜京都6Rに出走する藤原英厩舎のシルクR馬、クナルゲニアール(牡3、栗東・藤原英厩舎)はもう少し早いデビューかもとか思っていたけど、ようやくかという感じも。

野:現4歳のキラーコンテンツに次ぐ2頭目の預託ですし期待していた人も多いはずなので、この組み合わせはどこかで大物を射止めても不思議ありませんけどね。明け3歳世代のシルクR馬は揃っていましたし。

Y:当たりを掴むのは馬券だけではなくPOGでも難しいのはよくわかったよ。

野:(あ、指名していたんですね)……。