
名馬、名手の里・笠松競馬から2005年にJRAへ移籍。美浦を拠点に活躍を続けるいぶし銀ジョッキー。
不惑を迎えた現在、G1の頂きを目指し、奮闘する騎手人生、騎乗哲学を綴ります。
久々の東京遠征!ショウナンアレスは昇級でも通用してほしいです
2022/4/22(金)
ヒルノアントラは2着と頑張ってくれました。一瞬は勝てたかなとも思いましたが、展開が流れたことと2000mの距離が合っていたと思います。
今週は土曜が東京、日曜が福島で騎乗します。
土曜の晩春Sではショウナンアレスに騎乗させていただきますが、前回の1400mという条件に新たな一面を感じました。1週前追い切りも凄くいい感触でしたし、あの勝ちっぷりならココでも、と思うところ。あとは東京コースで速い脚を求められる舞台でどれだけ対応してくれるか。木曜に雨が降ったようなので、多少でも残ってくれる方が対応し易そうですね。
日曜の雪うさぎ賞のオーロベルディは初めての芝がどう出るでしょうか。運動で乗せてもらった限りでは、ダートで走っていることが窺えるものでした。
先週は久々に福島へいきましたが、寒かったですね。今開催は無観客という形で行われていましたが、夏はファンの方々が入った中で行えることを願うばかりです。
プロフィール
柴山 雄一 - Yuichi Shibayama
1978年2月19日生まれ、大阪府出身。
1998年に笠松競馬でデビュー。2004年にJRA騎手免許試験を受験したが、それまでに地方競馬からJRA移籍を果たした安藤勝己元騎手らとは異なり、筆記試験の一次試験から挑戦。猛勉強の甲斐もあり、一発合格。4人目の移籍騎手となった。
JRA移籍初年度は80勝をマークする大活躍をみせるも、一時は成績が落ち込み、2009年には年間14勝に留まった。しかし、近年は巻き返しの狼煙をみせ、2015年は72勝。6年ぶりの重賞制覇を成し遂げた返り咲きジョッキー。