初めての個人所有馬ジャスタウェイがレーティング世界No.1の評価を獲得し、種牡馬に。
人並み外れた馬運の持ち主が脚本家という本業のキャリアを活かし、馬主ライフを書き下ろします。
『グリーンチャンネルに出演してきた』
2018/5/12(土)
皆さんこんにちはライター大和屋です。今回は番宣になりますが、どうかご容赦ください。先日グリーンチャンネルで15日23時より放送予定の『ザ・POGドラフト会議』という番組の収録へと行ってきましたので宣伝します。
タイトルを見ていただければわかると思いますが、POGのドラフト会議をやる番組です。すでに三年目となるこの番組に今回どういうわけかお声がかかったので行ってまいりました。どういうわけかと書きましたが、言うまでもなく今年はジャスタウエイの初年度産駒がデビューしますのでそれが理由で呼ばれたのだと思います。
周囲を見渡せば須田鷹雄さんや井内利彰さん、そして元調教師の池江泰郎さん。木村拓人さん、栗山求さん、皆プロばかりです。須田さんはPOGの本を毎年出しているいわばPOGのプロ。井内さん、栗山さんは血統のプロ、木村さんはプロの予想家で、皆競馬界では知らない人のいない有名な方々です。そんなプロフェッショナル達を相手に自分のような素人が太刀打ちできるわけがないだろと思いますが、素人なんで負けても誰にも迷惑をかけることはないだろうと思いなおして、出演することにした次第。ノープレッシャーで参加できる強みを生かせばいいのでは、という結論には達したのですが、実際自分が選んだ馬に対して何を語ればいいのかと悩み始めてしまいました。
血統の専門家の人も居れば馬体を見る専門家の人もいる。調教過程や入厩情報なんかも僕よりも他の方のほうが詳しい状況で、どうしたものかと悩んだ挙句、あまり気にしてもしかたないのでは、という結論に達しました。なんとなく意味ありげなコメントをすればそれっぽく見えるかもしれないという淡い期待のもと、自分の選択指名馬についてはコメントしてまいりました。知識はなくともプロの馬主のフリをしてそれっぽくふるまってきました。というわけでオンエアをお楽しみに。
競馬ラボでやっている仲間内のPOGでは毎年良いところなく敗北続きではありますが、今年はいつもの年とは違います。自分なりに勉強をして情報収集をしまくりました。大きな声ではいえませんがグリーンチャンネルのほうも競馬ラボのほうも圧勝できればと目論んでおります。
そのためにはジャスタウエイ産駒の活躍が絶対条件であると言わねばなりません。自分の馬とかそういうこと関係なく、ジャス君の子供達には皆頑張ってほしいと思っております。ほんと頼みます!
了
プロフィール
大和屋 暁 - Akatsuki Yamatoya
脚本家・作詞家・ライター。若くして一口馬主に出資を始め、クラブ馬主歴2年目にハーツクライと運命的な出会いを果たすと、有馬記念、ドバイシーマクラシックを制す大活躍。しかし、ノド鳴りによるアクシデントに見まわれ、突如として引退したことに一念発起、馬主になる決心を固めた。個人馬主としては、初めてデビューを果たした所有馬ジャスタウェイが大活躍の強運ぶりを発揮。遂には、目標であったドバイ遠征を実現させ、ドバイデューティーフリー(現在のドバイターフ)を圧勝。「自らの馬でドバイを勝つという」夢を実現させたばかりでなく、そのパフォーマンスが評価され、2014年度のワールドベストレースホースランキングでは、日本馬史上初の1位を獲得している。
現在の現役所有馬はカリボール、マジカルステージ、ジャスコ、キングロコマイカイ。一口馬主や共有馬ではアウィルアウェイ、ルーツドール、イストワールファムなどに出資している。
本業ではアニメ版「銀魂」、「スーパー戦隊シリーズ」などの脚本を手がけ、2020年公開の映画「デジモンアドベンチャー」も担当。愛馬との数年間に及ぶ足跡を綿密に綴った『ジャスタウェイな本』などの執筆も手がけた。