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牝馬5頭も良血馬で!

-:続いて、牝馬5頭ですね!

津:まず、出資している1頭ですが、イリデッセンス(栗東・佐々晶、父ダイワメジャー、母スペリオルパール)です。これは去年のシルクさんの募集馬ツアーで見た馬です。この子も、1歳の秋に見ているのですが、本当に牝馬らしからぬ馬体で、見事な馬体だったのですよね。かわいいな、大人しいな、と思って担当者の方にお話を伺っていたら、私がメモをするのに使っていたクリップボードに、ハナをツンツンツンとしてきたのですよ。それが「出資してよ」と言っているように聞こえたので、“ヨ~シ、出資しよう!”と決めたのです。

大:運命の出逢いをした訳ですね。

津:ええ、性格がかわいいのはもちろんですが、馬体がすごくボリュームがあってダイナミックで、走りがゴム毬のような柔らかい動きをするので。

大:これはラストインパクトの妹ですよね。

津:はい、佐々木先生は「早くから活躍出来そう。桜花賞に出走させたい」というコメントもあったので、クラシックももしかしたら、と思っています。

-:ラストインパクトはけっこう(出世が)遅かったですよね……。

津:そうですね。どちらかと言うと、晩成タイプの血統であるとは思いますが、佐々木先生は「早くからでも」という風にコメントをされているので、焦らず、急がず。しかし、きっと活躍してくれると信じて。そして、顔もかわいいです。

大:顔がかわいいことが第一だ。津田さん的には“顔がかわいい”は大事なのですね。

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兄はラストインパクトという良血牝馬を出資している津田麻莉奈さん


津:そうですね。性格は、普段はオットリ、走るとすごいという、これはギャップです。

大:そういうところにキュンと来るんだ。

津:キュンと来ます。牝馬らしからぬマッチョ(笑)。

大:津田さんは、そういう方向性に行った方が良いと思いますね。縁がある、好きなものなど、そういう方が。

津:しかし、それだけではなくて、見た目もかわいいし、血統的な裏付けもあって大丈夫だと信じています。私はあんまりお金持ちではないので、すごく厳選して1回のツアーで1頭を選ぶのですが、メチャクチャ悩んで、やっぱりこれが一番良いなと思ったので、間違いないです!

大:ちなみに、去年はPOGはやっていたのですか?

津:去年は、すごくミーハーな……。でも、一昨年は?トゥザワールド?を指名したので。

-:それはトゥザグローリー好きとしては、やっぱり指名しないといけないラインではありますね。

津:去年はトーセンビクトリーを指名して、他にはアッシュゴールド、ポルトドートウィユ、クローディオ、サンマルティン、パラダイスリッジ、ブライトバローズ、ベッライリス、マイスフォルテ、レッドベルダでした。

大:(ポルトドートウィユは)ダービーに出て立派なものですよね。

イリデッセンス
牝、栗東・佐々晶、ダイワメジャー×スペリオルパール
POGシメイ

-:確かになかなかミーハーなラインナップですね!そして、POGとしては3年目を迎えるわけですね。

津:ええ、3年目です。去年、一昨年は本当にミーハーで選んだのですが、今年は“ミーハープラス自分で取材をした馬をちゃんと入れていこう”という方針にしております。今は9割くらいが人から聞いた話ですが、少しずつ自分で聞いた話も取り入れていきたいな……と。

では、牝馬の2頭目ですね。こちらもシルクさんですが、ジスターキ(美浦・田村、父ステイゴールド、母シーズライクリオ)です。これも昨年の募集馬ツアーで、担当者の方に話を伺っています。きょうだいに海外で活躍した馬のいる良血牝馬ですが、昨年の時点で担当者の方が「気性面が鍵になりますが、今のところ、煩い面はない。頭が良くて、人との対話がすごく出来る子だ」とおっしゃっていました。「バネの素晴らしい馬体もポイントだ」ということで、「夏デビューも期待できるのでは」とも期待されていました。


大:気性が良いのですね。俺の今年の子・イイナヅケ(牝、栗東・須貝尚、父ワークフォース、母カイゼリン)は、セリの時に引っ張っていた女の子を蹴飛ばしたらしいですから……(汗)。まあ、その時はまだ俺の馬ではなかったので……。

津:えーっ、それは怖いですね。

大:気が強い。良く見ようと思えば、それくらい気が強い方が良いのかと。

津:この子も気性面が鍵になると思うので、これからどうなるのか、という感じですね。

大:怖がりよりかは、ちゃんと頭が良いとかそういう方が良いですね。気性難は大変ですからね。

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アドヴェントスはアヴェンチュラ、トールポピーの全妹 POG人気も高い一頭だ


津:ただ、現時点で「シルクの牝馬の中ではすごく良いよ」という話を聞いているので、大丈夫じゃないかなと思っています。続いて、牝馬の3頭目がアドヴェントス(美浦・堀、父ジャングルポケット、母アドマイヤサンデー)です。

大:これは、キャロットクラブで名門な感じですね。

津:ハイ、名門です。

大:5本の指に入る、キャロットの顔みたいな感じですもんね。

津:そうですね。キャロットクラブでノーザンファーム、堀厩舎、“リーディング!リーディング!”みたいな感じですよね。間違いないかなと。

-:しかも、上もアヴェンチュラトールポピーらが走っているという。

大:みんな走っていますものね。

津:「柔らかい動きで瞬発力もありそう」ということで「5月末~6月辺りにゲート試験を受けて、早ければ新潟でも」という話だったので、これも早いのではないかと思って、期待できそうかなと。

ジスターキ
牝、美浦・田村、ステイゴールド×シーズライクリオ
POGシメイ

イイナヅケ
牝、栗東・須貝尚、ワークフォース×カイゼリン
POGシメイ

アドヴェントス
牝、美浦・堀、ジャングルポケット×アドマイヤサンデー
POGシメイ

津:牝馬の4頭目がラベンダーヴァレイ(栗東・藤原英、父ディープインパクト、母クロウキャニオン)です。

大:上は何でしたか?

津:ベルキャニオンマウントシャスタボレアスで、お姉さんが昨年指名したパラダイスリッジです。

大:馬主さんは金子さんで、藤原厩舎なのですね。全然関係ないですが、ジャスタウェイと同じ年にマウントシャスタが走っていて、記事にする時に見出しがジャスタとシャスタで紛らわしかったのを覚えています。

津:ハハハ(笑)。このお姉さんのパラダイスリッジは、先日5月9日、京都の芝の2000mで勝ち上がりまして、ラベンダーヴァレイも「5~6月に入厩の可能性もある」ということで、早いタイプではないかと思います。これは雑誌で読んだ話ですが、吉田勝己代表が「全てにおいて平均点以上。重賞勝ちの兄たちを超える可能性を十分に秘めている」ということだったので、期待しています。そして、最後ですが、ヴィブロス(栗東・友道、父ディープインパクト、母ハルーワスウィート)です。

大:おお~大魔神・佐々木さんですね。

津:ええ、ヴィルシーナはPOG期間中に、すごくポイントを稼いだ馬ですよね。こんな馬を指名したら、POGでウハウハだなと思ったので指名したのですが、この牝系とディープの配合というのは、お姉さんのヴィルシーナを筆頭にフレールジャックマーティンボロダノンバラードと4頭全て重賞勝ちをしているということで、この子も、と思って指名しました。

大:すごく説得力がありますね。

津:これも載っていたコメントですが、友道師が「ヴィルシーナに外見や顔つきがそっくりですね」とコメントされていました。「札幌でのデビューを目標にしている」ということです。という非常にミーハーなラインナップで固めてみました。

ラベンダーヴァレイ
牝、栗東・藤原英、ディープインパクト×クロウキャニオン
POGシメイ

ヴィブロス
牝、栗東・友道、ディープインパクト×ハルーワスウィート
POGシメイ

大:順番を付けるのは難しいでしょうが、牡牝あわせて一番はどの馬ですか?

津:サトノケンシロウです。心の中で、男の子で頑張ってほしいのはジェイズジュエリーですね。

大:そこが2番目ですね。

-:ご自身が出資する馬というのは、実際に見て選ばれた部分があると思いますが、POGとして指名するのは、ある程度大物候補というか。

大:折角だから、手の届かないところに行こうぜ、みたいな。

津:それです。クラブだとしても、“自分が手の届かない、でも、私がこれを買えたら良いな”という馬を入れてみました。

大:POGでも、持っていれば気分が良いですからね。

津:そうです。自分の子なのです!

-:ちょっと違った見方が出来る訳ですからね。血統はどういったところが好きですか?

津:血統はやっぱりトゥザグローリーが好きだったので、その下を取っていたのですが、今年はディープばっかりになってしまいますね。それは、みんなそうですよね。競馬自体を始めて5~6年で短いので、お兄さん、お姉さんを現役で見て、こんな馬をPOGで指名したかったな、という馬を基本的に選んでいます。

大和屋暁×津田麻莉奈SP対談(続編)
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