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騎手コラム

ルージュバック

(牝3、美浦・大竹厩舎)

マンハッタンカフェ
ジンジャーパンチ
母父Awesome Again
通算成績3戦3勝
重賞勝利 15年きさらぎ賞(G3)

骨量豊かな好馬体

黒い蹄が健康的でマンハッタンカフェ産駒らしい骨量豊かな馬。毛艶はもう少し良いに越したことはないが、あと一週での変化に注目したい。
本来なら気温も上昇してきた時期なら、もっと毛艶が良いはずなので、そこだけが気になるところ。馬体的に重い馬場でも走れそうな馬で、馬体減さえなければ期待通りの結果が出ると思う。

ココロノアイ

(牝3、美浦・尾関厩舎)

ステイゴールド
ビューティソング
母父デインヒル
通算成績5戦3勝
重賞勝利 15年チューリップ賞(G3)
14年アルテミスS(G3)

万全の状態!

天候が悪い中での撮影だったが、ふっくらしていて状態は変わらず良さそうだ。タフな馬場への適応は結果が出ているので、何の心配もなく本番に迎えるのは心強い。かといって、好天の馬場が走れそうな馬体で、(同じ父の)キャットコインよりも筋肉量が多く、よりパワータイプの馬体だと思う。
前走後も栗東に滞在しており、父譲りの激しい気性を持っているのに馬体の丸味を維持していて、万全の状態で出走できそうだ。

クイーンズリング

(牝3、栗東・吉村厩舎)

マンハッタンカフェ
アクアリング
母父Anabaa
通算成績3戦3勝
重賞勝利 15年フィリーズレビュー(G2)

前走の馬体減は心配なし

前回20キロ減った馬とは思えないほど余裕もあって雰囲気はいい。少しテンションの高い馬なのに、これだけ良い馬体をキープできているのは素晴らしい。目の綺麗な馬で顔の良さも、この馬の特徴の一つだと思う。
前脚のつなぎが立っていて、あれだけの走りが出来るのだから、速く走る能力以外に壊れない柔らかさも持った馬なのだろう。馬場も晴雨兼用で、ここでも十分通用する規格外の馬だ。

キャットコイン

(牝3、美浦・二ノ宮厩舎)

ステイゴールド
ストレイキャット
母父Storm Cat
通算成績3戦3勝
重賞勝利 15年クイーンC(G3)

馬場が渋れば不安も……

程よく気合が乗っていてピリッとした印象で立っている。上品なバランスの馬で、とにかく綺麗な馬体だ。毛艶もよく馬体の張りも良いので、パドックでも見栄えがすると思う。
逆にこれだけ綺麗な馬体だけに、重い馬場が合うのか心配。良馬場でこそ、この馬の良さが出そうで芝の状態と適性は気になるところだ。

レッツゴードンキ

(牝3、栗東・梅田智厩舎)

キングカメハメハ
マルトク
母父マーベラスサンデー
通算成績5戦1勝

馬体の完成度ではこの馬が一番

休み明けのチューリップ賞を使って一段と締りが増してきた。普段は大人しいのに追い切りでは激しい気性を見せるところがある。それなのに体には丸味を保っているので、精神面の強さを持った馬なのだろう。
外枠だと掛かる心配もあるが、この世代では馬体の完成度が一歩抜けている印象がある。まだ1勝馬だが、阪神のタフな馬場に合う力強さを持っている。

ペルフィカ

(牝3、栗東・岡田厩舎)

ゼンノロブロイ
スティーリンキッシーズ
母父Sky Mesa
通算成績5戦2勝

反動なく上昇ムード

小柄なのにバランスが良く、胸前の筋肉が発達した好馬体。大一番を控え、順調に仕上がっている印象。どちらかと言えば良馬場の方が良さそうな軽さをイメージさせるタイプだ。
芝馬にしては前脚の脚力もあるので、阪神の重い馬場でも侮れない魅力を秘めた体だと思う。フィリーズレビューを使った反動もなく、馬体の張りが出て上昇気配を感じる。

テンダリーヴォイス

(牝3、美浦・萩原厩舎)

ディープインパクト
ミスアンコール
母父キングカメハメハ
通算成績6戦2勝

晴れればタフな阪神でも出番

今の阪神で馬場が悪化するとパワー不足かもしれないが、馬体の仕上がりに関しては文句なしだと思う。ディープインパクト産駒らしい手先の軽さがある馬だが、ただ単に瞬発力に優れた馬でもない印象がある。
肩の角度が立っていて、あまり首の可動域は大きくないタイプだが、いい意味で伸びすぎないのが長所だと思う。タフな阪神でも晴れたら出番はありそうだ。

アンドリエッテ

(牝3、栗東・牧田厩舎)

ディープインパクト
アナバシュドチャーム
母父Silver Deputy
通算成績4戦1勝

状態は良い意味で平行線

重い馬場が不得手な印象のあるディープインパクト産駒だが、この馬も各パーツはパンパンの良馬場が良いタイプに見える。チューリップ賞でも馬場の良いところを選んで走っていたので、本番の天気と馬場状態が気になる。晴れた馬場で差し馬向きの流れになれば、この馬の良さは出せそうだ。
もう少しお尻に丸味は欲しいところだが、後一週間で変わる可能性もある。パドックで馬体の張りに注目したい。前回から急上昇という感じはなく、良い意味で状態を維持しているところだ。

ムーンエクスプレス

(牝3、栗東・鈴木孝厩舎)

アドマイヤムーン
アモーレペガサス
母父メジロライアン
通算成績7戦2勝

可愛い顔に似付かぬ蹄

レースではメンコを着けているが、とても可愛らしい顔で幼さも残っている。体の割にしっかりした蹄を持っていて、時計の掛かる馬場への適性は十分あるタイプ。見た目以上にタフな条件にも強い馬く、強敵相手の桜花賞でも軽視はできない。
まだまだ成長の余地を残しているとはいえ、競馬センスのいい馬。今回も上手く立ち回れそうだ。休み明けを使われて前回より馬体の張りが増してきた。

メイショウメイゲツ

(牝3、美浦・小島太厩舎)

ディープインパクト
スクービドゥー
母父Johan Cruyff
通算成績6戦1勝

馬体を大きく見せるのは好感

同じアネモネS組のテンダリーヴォイスよりふっくら写っていて、輸送を意識した仕上げに見える。この馬もディープインパクト産駒だが、体重以上に筋肉があって、意外にパワータイプの要素も持っている。雨が降っても、この馬は対応できそうな感じだ。
イメージより大きく見せており、状態も変わらず良さそう。上位馬のレース運び次第では面白いかもしれない。