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機密データファイル

過去10年攻略データ

2001年に新潟競馬場のコース改修とともに、日本で唯一、芝直線1000メートルのコースを使用される重賞として創設。2006年からはサマースプリントシリーズにも指定され、夏の新潟開幕週に移設。夏の風物詩として競馬ファンに親しまれている。また、牝馬が強いレースとしても知られ、過去16回のうち牝馬が11勝。今年はどの馬が究極のスピード勝負を制するのか? ここではデータ面から勝ち馬をチョイスしたい。

CBC賞からの参戦組が5勝

[前走レース]過去10年でCBC賞からの参戦組が5勝。函館スプリントSからの参戦が2勝で、複数の勝利があるのはこの2レース。勝ち馬はいないがバーデンバーデンC組が2着4回というのも目立つ。ただし、ここをステップにした馬が40頭もおり、アベレージは高くない。

前走レース別成績
レース名 成績 勝率 連対率 複勝率
CBC賞5-2-0-1423.8%33.3%33.3%
函館スプリントS2-2-2-169.1%18.2%27.3%
テレビユー福島賞1-1-1-89.1%18.2%27.3%
京葉S1-0-0-325.0%25.0%25.0%
ルミエールS1-0-0-233.3%33.3%33.3%
バーデンバーデンC0-4-3-330.0%10.0%17.5%
韋駄天S0-1-1-50.0%14.3%28.6%
米子S0-0-1-10.0%0.0%50.0%
知多特別0-0-1-00.0%0.0%100.0%
AQスプリント0-0-1-00.0%0.0%100.0%

年齢別成績 前走着順別成績
年齢 着別度数 前走着順 着別度数
3歳0-1-2-11前走1着1-0-5-15
4歳4-2-1-8前走2着1-3-1-11
5歳4-5-4-32前走3着2-2-0-7
6歳1-2-3-37前走4着2-0-1-9
7歳1-0-0-27前走5着1-2-0-7
8歳以上0-0-0-17前走6~9着0-3-1-30
前走10着~2-0-2-50

過去10年注目データ

[馬齢]まず注目は4歳馬の高い勝率で、15頭の出走で4勝。2着が2回、3着も1回あって連対率は40%にものぼる。数の上では最も出走頭数が多い5歳馬が4歳馬と同じ4勝。2着が5回、3着が4回あって、馬券圏内を外した年は08年のわずか1度しかない。
6歳以上は不振で、むしろフレッシュな3歳馬の方が優秀。過去10年で勝ち馬はいないが、3頭が馬券対象になっており、集計対象前には05年にテイエムチュラサン、06年にサチノスイーティーが連勝を果たしている。

[前走着順]前走から連勝を果たしたのは11年のエーシンヴァーゴウ1頭のみ。前走3~5着に敗れている馬の反撃が多く、前走10着以下に大敗している馬も2頭が変わり身を見せて勝ち馬に名を連ねている。なお、15年1着ベルカントの前走は出走取消。
格よりも適性が重要視されるレースで、このコースを得意とする馬が前走で違う条件を大敗し、ここで巻き返すというパターンが多い。

[枠順]新潟の直線1000mといえば、言わずと知れた外枠有利のコース。このレースも8枠の馬が4勝と外枠有利を数字が示している。どうしても外枠に目が行きがちだが、2枠の成績も良く、複勝率は8枠よりもいい。
馬番別では13番が3勝。一昨年の勝ち馬ベルカントは8枠13番からの勝利だった。なお、馬券絡みがないのは「7」「8」「15」の3つ。外枠有利のレースだが、「15」は意外な鬼門となっている。

[脚質]1000mという究極のスピードレースとあって、後方一気で差し切るのは至難の業。豊富なスピードを武器に前々でレースを進めることが出来る馬が好成績を残している。他場の1200mで甘くなってしまう馬が粘り込むシーンも多く見られる。

1番人気は高勝率!

過去10年で1番人気の馬は5勝と夏の重賞としては高い勝率を誇っていて、目下4連勝中。ただ、気になるのは10頭のうち3頭が3歳馬でいずれも着外。フレッシュな馬が好走しているのは確かだが、3歳で1番人気になるというのは大きなプレッシャーなのかもしれない。
6番人気以下の伏兵も多く馬券に絡んでいて、10頭のうち、07年の勝ち馬サンアディユ以外はオープンで3着以上、もしくは新潟の直線1000mで連対の実績を持っていた。

人気順別成績
人気 成績 勝率 連対率 複勝率
1番人気5-1-0-450.0%60.0%60.0%
2番人気1-1-1-710.0%20.0%30.0%
3番人気1-2-2-510.0%30.0%50.0%
4番人気0-0-2-80.0%0.0%20.0%
5番人気0-3-1-60.0%30.0%40.0%
6~9番人気2-2-2-345.0%10.0%15.0%
10番人気~1-1-2-681.4%2.8%5.6%

プラスαデータ

狙い澄ました西の人馬に要注意

過去10年で関西馬が9勝、関東馬が1勝と勝ち馬は圧倒的に西優勢なのだが、2着は関東馬が8頭、関西馬が2頭。夏の関東ローカル重賞ではよく見られる傾向だが、サマーシリーズのタイトルがかかるレースにおける関西馬の強さは必ず頭の隅に入れておかなければならない。
それはジョッキーも同じで、栗東所属のジョッキーは延べ31人で7勝。勝ちに来た関西馬、栗東所属のジョッキーは要注意。

[キャリア]若い馬の活躍が多いことから好走馬のキャリアも少なめ。21戦を超えるとアベレージが一気に下がる。30戦を超えると大きな割引が必要となる。勝ち馬こそ出ていないが、10戦以下の馬も度々馬券圏内に突入しており、フレッシュな馬を軸に据えたいところだ。

[乗り替わり]乗り替わりの馬が活躍しているレースなのだが、馬券になった延べ17頭のうち、テン乗りはわずかに3頭。連覇を果たしたベルカント、カノヤザクラがともに前年と同じジョッキーでありながら乗り替わりであった。数字の上では乗り替わりの馬が活躍しているが、実際は、その馬の特性を知っているジョッキーがキッチリと結果を出しているといえる。

[当該コースの騎手成績]2012年以降、新潟の芝直線コースで最も多くの勝鞍を挙げているのは田中勝騎手と現調教師の中舘元騎手の7勝。6勝で続くのが江田照、内田博騎手で、上位はベテランが占めている。更に続くのが5勝のM.デムーロ騎手だが、騎乗回数はわずか8回で5勝。勝率62.5%という驚異的なアベレージを誇る。また、関西では北村友騎手も好相性を誇っている。

[馬体重]軽い新潟の直線コース、スピード優先で軽量馬が活躍しているイメージも浮かぶのだが、460キロを切る馬は1頭も馬券に絡んでいない。勝ち馬の最低体重は11年エーシンヴァーゴウの464キロ。過去10年では480キロ以上500キロ未満が6勝、2着3回、3着5回と活躍し、500キロを超えるとややアベレージが落ちる。

[種牡馬]連覇を果たしたベルカント、カノヤザクラの父サクラバクシンオーが4勝と光り輝く好成績。複数回馬券に絡んでいる種牡馬はリピーターが多いレースらしく、ファルブラヴ、クロフネ、アドマイヤムーン、ヨハネスブルグ、Officer、アフリートと数が多い。
過去3年のコーストータルの成績を見るとショウナンカンプの成績もいい。

データの決断

日本唯一のコースで行われる重賞らしく、個性派が勝ち馬に名を連ねている名物レース。西の4歳馬レッドラウダにも食指が動くが、今年は敢えて東の3歳牝馬レジーナフォルテの大駆けに期待したい。牝馬ながら馬格に恵まれ、初勝利は新潟の直線コースで5馬身差のレコード勝ち。昨年暮れにはオープン特別で3着があり、前走は1000万クラスとはいえ、古馬を相手に番手追走から押し切ったようにスプリント能力はかなり高い。過去には連覇もあった3歳牝馬で、51キロの軽量を利して歴戦の古馬を一蹴する。