3歳有力馬の動向に注目

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皐月賞トライアルの若葉Sを快勝したベストメンバー(牡3、栗東・宮本厩舎)は皐月賞の出走権を手にするだけでなく有力馬の1頭に名乗りを上げた。「一戦ごとに若さが解消して競馬も上手になっているし、本番と同じ舞台(中山)を経験しているのは心強い。楽しみが出てきたよ」と今野助手はクラシックを前に笑顔。

ファルコンSで13着だったデグラーティア(牝3、栗東・宮本厩舎)は桜花賞(4月12日・阪神)へ向かうことに。「体が減っていたし、この結果を見ると熱発の影響もあったかな」と今野助手は敗因を分析した。

阪神7日目・新馬(芝1600m)を勝ち上がったロングキャロル(牝3、栗東・梅内厩舎)。「いい勝負根性を持っているし、攻めより実戦向き。掛かる面も見せなかったので距離が延びても大丈夫だろう」と梅内師は愛馬を褒めた。このあとは忘れな草賞(4月12日・阪神)へ向かう見込み。

同じく阪神7日目・3歳500万下(ダート1200m)で2勝目を上げたグランプリエンゼル(牝3、栗東・矢作厩舎)は橘ステークス(4月26日・京都)へ向かうことになった。「フットワークから芝もこなせると思っている」と矢作師。ここで好結果を出せば今後のレースの選択肢が一気に広がる。

阪神8日目・3歳500万下(芝1400m)で2勝目をマークしたティアップゴールド(牡3、栗東・西浦厩舎)。このあとはニュージーランドT(4月11日・中山)で重賞初制覇を目指す。「仕上がりは良かったのでスムーズに走ればいい競馬ができると思っていた。元々厩舎で期待している馬だし、重賞のメンバーでもそう見劣らないんじゃないかな」と柳田助手は楽しみにしている様子。