【阪急杯】コパノリチャード逃げ切りV!高松宮記念へ視界良好

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14年3月2日(日)、1回阪神2日目11Rで第58回 阪急杯(GⅢ)(芝1400m)が行なわれ、浜中 俊騎手騎乗の2番人気・コパノリチャード(牡4、栗東・宮厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:20.7(良)。

2着には4馬身差で8番人気・サンカルロ(牡8、美浦・大久洋厩舎)、3着には5番人気・レッドオーヴァル(牝4、栗東・安田隆厩舎)が続いて入線した。
なお、1番人気に支持されたダノンシャーク(牡6、栗東・大久龍厩舎)は9着に敗れた。

ラトルスネークは大きく出遅れ。大方の予想通り、コパノリチャードが好ダッシュでハナに立ち、そのまま逃げる展開。少し離れて、パドトロワとガルボがほぼ並んで2~3番手を追走。レッドオーヴァルは中団の内、サンカルロは後方に待機。人気のダノンシャークは後方から3コーナーで押し上げにかかった。直線を向いてコパノリチャードが後続を突き放しにかかり、ガルボも追って脚を伸ばす。エピセアローム、ダノンシャークなども続いたが、混戦となった2着争いを尻目にコパノリチャードが4馬身突き放しての快勝。直線で内を突いて良く伸びてきたサンカルロ、レッドオーヴァルが2着、3着に続いた。

勝ったコパノリチャードは4歳にしてこれで重賞3勝目。3歳時にアーリントンCとスワンSを制し、マイルCSでも強豪古馬相手に4着に逃げ粘ってみせた。前走の阪神カップでは行き脚がつかず10着に敗れたが、ハナに行った今回は見事な逃げ切り勝ち。能力の高さを改めて見せつけた。高松宮記念の優先出走権を獲得し、G1制覇に向けて視界が開けた一戦となった。

馬主は小林 祥晃氏、生産者は日高のヤナガワ牧場。馬名の意味由来は「冠名+人名」。

「Dr.コパ」こと小林祥晃オーナーは、コパノリッキーが最低人気で勝利したフェブラリーSに続いて、2週連続の重賞勝利となった。

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コパノリチャード
(牡4、栗東・宮厩舎)
父:ダイワメジャー
母:ヒガシリンクス
母父:トニービン
通算成績:11戦5勝
重賞勝利:
13年スワンS(G2)
14年阪急杯(G3)
13年アーリントンC(G3)




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