【安田記念】世界No.1ホースの意地!ジャスタウェイ大接戦制す

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14年6月8日(日)、3回東京2日目11Rで第64回 安田記念(GⅠ)(芝1600m)が行なわれ、柴田 善臣騎手騎乗の1番人気・ジャスタウェイ(牡5、栗東・須貝尚厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:36.8(不)。

2着にはハナ差で16番人気・グランプリボス(牡6、栗東・矢作厩舎)、3着には10番人気・ショウナンマイティ(牡6、栗東・梅田智厩舎)が続いて入線した。

ホエールキャプチャ、フィエロが出遅れ気味のスタート。ミッキーアイルが二の脚を利して今回もハナを主張。リアルインパクト、ダノンシャーク、クラレントと続き、ジャスタウェイは中団を追走。その外にグランプリボスが位置した。直線では各馬が内外に広がり、馬群を割ってグランプリボスが先頭へ。そのまま押し切りを図ったが、内からジャスタウェイが一完歩ずつ迫り、ゴール寸前でハナ差交わし優勝。3着には後方からレースを進めたショウナンマイティが食い込んだ。

勝ったジャスタウェイは昨年の天皇賞(秋)から破竹の4連勝で、これがG1・3勝目。前走のドバイDFを圧勝し、凱旋帰国初戦として迎えた今回。極悪馬場に苦しみ、直線では進路取りに手間取る場面も見られたが、前が開けてからは一気の伸び脚。最後は世界ランキング1位を獲得した意地を見せつけ、先頭でゴールを駆け抜けた。

鞍上の柴田善臣騎手は2012年のエリザベス女王杯(レインボーダリア)以来となるG1勝利。これまでジャスタウェイには2度騎乗し、いずれも2着だったが、G1の大舞台で見事に結果を残した。

馬主は大和屋 暁氏、生産者は浦河の(有)社台コーポレーション白老ファーム。馬名の意味由来は「その道」。

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ジャスタウェイ
(牡5、栗東・須貝尚厩舎)
父:ハーツクライ
母:シビル
母父:Wild Again
通算成績:19戦6勝
重賞勝利:
14年ドバイDF(G1)
14年安田記念(G1)
13年天皇賞(秋)(G1)
14年中山記念(G2)
12年アーリントンカップ(G3)






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