【レパードS】アジア逆襲へ「精神的にも仕上がった」

6日、日曜新潟11レース・レパードステークス(G3)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、ユニコーンステークス12着のアジアエクスプレス(牡3、美浦・手塚厩舎)は、助手を背に坂路コースで追われ、4F52.8-38.5-25.5-12.7秒をマークした。

【平塚助手のコメント】
「前走後、ジョッキーはダート戦でモマれ弱いところが出たかなと話していましたが、レース前から気持ちの面で燃えるところがひとつも見られなかったことも影響したと思います。前走の前は運動をしているだけで発汗があったので、落ち着かせることに主眼を置いて調整していましたが、今回は気合いをつけるように調整してきました。今回もダート戦を使うので、腹回りをしっかりさせようと思ってカイバを食わせ込んでいます。

先々週、先週とブリンカーを着けてジョッキーに乗ってもらいました。先週しっかりやっているので、今日は坂路でサッとやりました。中間にしっかりと稽古を積んで気が入っていることもあって、予定よりも速い時計が出ましたが、自然に出たものなので問題はありません。ピリッとしていなかった前走の前と比べて、今回の方が精神的にも仕上がっていそうです。

追えば追うだけグイグイと伸びる競馬で勝ってきましたし、今回も早目に外へ出してそういう競馬を見せられればと思っています。前走を見て、アジアエクスプレスはこんな馬じゃないと思ってくれているファンに対して、やはり力があるなというところを見せたいと思っています」