サトノアラジンが人気に応えて圧勝…九州スポーツ杯

14年8月9日(土)、2回小倉3日目11Rで九州スポーツ杯(芝2000m)が行なわれ、浜中俊騎手騎乗の1番人気・サトノアラジン(牡3、栗東・池江寿厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:58.9(稍重)。

2着には3馬身差で2番人気・バッドボーイ(牡4、栗東・河内厩舎)、3着には3/4馬身差で3番人気・カナロア(牡5、栗東・中内田厩舎)が続いて入線した。

バッドボーイが内からすっとハナを奪うと、サンライズマルスも好ダッシュで2番手へ続く。そこへ、サトノアラジンが外から一気に押し上げて3番手へ。3コーナーで中団にいたメイショウブシンが動くと、サトノアラジンも進出。直線に入ってバッドボーイを交わすと、抜群の手応えで後続を突き放しにかかる。バッドボーイも粘りを見せ、外からはカナロア、メイショウブシンが追い込むも、2着争いを尻目にサトノアラジンが押し切って快勝。

勝ったサトノアラジンはこれで500万、1000万と連勝。ラジオNIKKEI杯や共同通信杯など重賞戦線でも人気に推され、後の皐月賞馬やダービー馬とも差のない競馬をしてきたキャリアの持ち主。前走は2馬身半千切って圧勝。昇級のここでも断然の1番人気に支持され、力の違いを見せつけての勝利となった。

馬主は里見治氏、生産者は安平のノーザンファーム。馬名の意味由来は「冠名+人名より」。

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サトノアラジン
(牡3、栗東・池江寿厩舎)
父:ディープインパクト
母:マジックストーム
母父:Storm Cat
通算成績:7戦3勝

サトノアラジン

サトノアラジン

サトノアラジン


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