バクシンテイオーが連勝でオープン昇級…新潟日報賞

8月16日(土)、2回新潟5日目11Rで新潟日報賞(芝1400m)が行なわれ、戸崎圭太騎手騎乗の6番人気・バクシンテイオー(牡5、美浦・堀厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:21.0(稍重)。

2着には2馬身差で8番人気・プランスデトワール(牡6、美浦・藤沢和厩舎)、3着にはハナ差で1番人気・カオスモス(牡4、栗東・森厩舎)が続いて入線した。
なお、マジックタイム(牝3、美浦・中川厩舎)は本馬場入場の際に放馬した影響で競走除外となっている。

ジョーオリオンがハナを奪い、デンファレ、サマールナらが先行集団を形成。それらを見る形でモグモグパクパクが続き、バクシンテイオーは中団からレースを進めた。
直線半ばでジョーオリオンは一杯に。後続が殺到する中、モグモグパクパクが先頭に立とうとするも、その外に進路をとったバクシンテイオーが残り100m手前で一気に抜け出して快勝。さらに外から追い込んだプランスデトワールが2着に食い込んだ。人気を集めたカオスモスは馬群の内々でレースを進めたが、直線半ばで他馬と接触するロス。何とか立て直して前に迫ったものの、3着が精一杯だった。

勝ったバクシンテイオーはカネヒキリの甥にあたる血統。半弟には南関東で活躍するアウトジェネラルがいる。前走に続いて連勝でオープンクラスへ昇格を果たした。

馬主は林正道氏、生産者は安平のノーザンファーム。馬名の意味由来は「爆進帝王」。

1着 バクシンテイオー(戸崎圭騎手)
「位置は後ろかなと思いましたが、リズム良く走れましたし、終いも思っていた以上に切れました。なかなか良さそうですよ。距離もこのくらいで良いと思います」

2着 プランスデトワール(田辺騎手)
「前半は位置取りにこだわらず、ハミを噛ませないように終いに徹する競馬をしました。それが上手くいきましたね。この馬自身も最後までよく頑張っています」

3着 カオスモス(岩田騎手)
「もう少しバラけるかと思っていましたが、包まれるところに入ってしまって力を出し切れませんでした」

4着 モグモグパクパク(蛯名騎手)
「逃げた馬がもっとスッと行ってくれれば良かったんですけどね。行き切るまで時間がかかりましたし、だからと言って途中から下げる訳にもいかず、横並びで外を回る形になってしまいました。もう少しスンナリと隊列が決まれば違ったと思います」

5着 アラフネ(伊藤工騎手)
「距離短縮して折り合いがつきましたし、終いを生かす競馬が出来ました。勝ち馬の脚は違いましたが、他とはそれほど差がありませんし展開ひとつでチャンスはあると思います」

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バクシンテイオー
(牡5、美浦・堀厩舎)
父:サクラバクシンオー
母:アウトオブザウィム
母父:サンデーサイレンス
通算成績:14戦5勝

バクシンテイオー

バクシンテイオー

バクシンテイオー


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