【スプリンターズS】1週前 ストレイトガール反撃へ絶好の動き

24日、スプリンターズS(G1)の1週前追い切りが栗東トレセンにて行われた。この春、高松宮記念、ヴィクトリアマイルで連続3着に入ったストレイトガール(牡5、栗東・藤原英厩舎)はCWコースで岩田康誠騎手を背に直線強めに追われ、6F80.4-64.5-50.9-37.6-11.8秒の好タイムでパートナーのサトノキングリーを圧倒。順調な仕上がりを見せている。

前走の函館スプリントSはよもやの11着と敗れたが、まともに前が詰まってのもので、その後はここ1本に目標を絞っての調整。藤原英昭調教師は「先週、今週と岩田ジョッキーに跨ってもらっていい動きをしていた。春は不良馬場や前が詰まったり。それでもよく頑張ってくれたと思う」と評価する。

悲願のG1獲りに向けて「左回り、長距離輸送もクリアしてこられたし、精神面も強くなってきてる。それに新潟は馬運車の輸送も比較的楽だしな。うん、ここを目標に順調にきているよ」と確かな手応えをつかんでいる。

昨年は6月の500万勝ちから2カ月足らずでオープン入り。そして今年は2月のシルクロードSで待望の重賞初制覇を決めると高松宮記念、ヴィクトリアマイルで連続3着。関係者も目を丸くする快進撃を見せた同馬。反撃体制は着実に整いつつある。