良血サトノクラウンが力強く差し切って快勝…東京新馬

10月25日(土)、4回東京6日目5Rで2歳新馬(芝1800m)が行なわれ、福永祐一騎手騎乗の2番人気・サトノクラウン(牡2、美浦・堀厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:50.0(良)。

2着には1馬身半差で1番人気・アンタラジー(牡2、美浦・萩原厩舎)、3着には2馬身差で4番人気・ヴァンガードシチー(牡2、美浦・古賀慎厩舎)が続いて入線した。

サトノクラウンが好スタートを切るも、サッと控えて好位へ。先陣争いはメイショウスタークとニシノマジックの2頭が飛び出し、ロジダーリング、クラレンスハウス、コスモウオモらが続く。向こう正面では馬群がほぼ一団となり、1番人気のアンタラジーも後方から徐々にポジションを上げていく。
直線に入るとコパノハミルトンとヴァンガードシチーが先に抜け出すが、サトノクラウンが一気に両馬を交わして先頭。その外をアンタラジーも差を詰めてくるがセーフティリードを保ったままサトノクラウンがデビュー勝ちを決めた。

勝ったサトノクラウンは全姉に英G1チヴァリーパークSを勝ったLightening Pearlがいる血統で、父のMarjuは日本で産駒初勝利。母の父として桜花賞馬マルセリーナが出ている。
馬主は里見治氏、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「冠名+王冠」。

1着 サトノクラウン(福永騎手)
「これからが楽しみ。将来性が豊かだよ。スタートも速く、折り合いが付き、とても乗りやすかった。このまま伸びてほしいね」

2着 アンタラジー(戸崎騎手)
「終始、力んでいました。それでもよく伸びていますし、能力は高いですよ」

3着 ヴァンガードシチー(北村宏騎手)
「外から自分のタイミングで動けた。よくがんばっているし、これから良くなる」

7着 コパノハミルトン(田辺騎手)
「いい馬だし、直線の手応えも悪くなかった。上がり勝負は向かないね」

13着 ステラグレイス(藤岡康騎手)
「スタートはいまひとつでも、コントロールが利きます。ただ、直線で内にもたれ、追い出しを待たされました。まだ緩く、良化の余地は十分です」

15着 メイショウスターク(武豊騎手)
「外へ逃げ、競馬にならなかった。馬はいいし、右回りなら変わる」

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サトノクラウン
(牡2、美浦・堀厩舎)
父:Marju
母:ジョコンダ2
母父:Rossini

サトノクラウン

サトノクラウン

サトノクラウン

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