【富士S】圭太&ステファノス鮮やか差し切りV!重賞初制覇

10月25日(土)、4回東京6日目11Rで第17回 富士ステークス(GⅢ)(芝1600m)が行なわれ、戸崎圭太騎手騎乗の2番人気・ステファノス(牡3、栗東・藤原英厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:33.2(良)。

2着にはクビ差で12番人気・シャイニープリンス(牡4、美浦・栗田博厩舎)、3着には3/4馬身差で5番人気・レッドアリオン(牡4、栗東・橋口厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたダノンシャーク(牡6、栗東・大久龍厩舎)は7着に敗れた。

クラリティシチーがハナを窺うも、コスモソーンパークが交わして先頭へ。キングズオブザサン、シェルビーら先行勢の一角にダノンシャークも加わり、今日はロサギガンティアも前々でレースを展開。
直線に向いて各馬がスタートを開始。ダノンシャークが一旦は先頭に立つも残り100mを切って失速。中団待機のシャイニープリンスが末脚を伸ばすが、それを上回る勢いを見せたステファノスが外からまとめて差し切り優勝。内外離れた3着争いは、外のレッドアリオンが内のロサギガンティアをハナ差交わして先着。

勝ったステファノスは祖母に2000年の南部杯を制するなどダートで活躍したゴールドティアラがいる血統。春には皐月賞で5着と健闘し、前走セントライト記念も4着に食い込んだが、陣営は菊花賞ではなくマイル路線への転向を決断。その選択が実を結び、見事重賞初制覇を飾るとともに、マイルCSへの優先出走権を獲得した。

馬主は有限会社キャロットファーム、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「冠(ギリシャ語)。母母名より連想」。

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ステファノス
(牡3、栗東・藤原英厩舎)
父:ディープインパクト
母:ココシュニック
母父:クロフネ
通算成績:10戦4勝
重賞勝利:
14年富士S(G3)

ステファノス

ステファノス

ステファノス


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