【アルテミスS】シングウィズジョイ「左回りになるのはプラス」

29日、アルテミスS(G3)の追い切りが栗東トレセンにて行われた。野路菊S2着のシングウィズジョイ(牝2、栗東・友道厩舎)は助手が騎乗して未勝利馬を相手に坂路で併せ馬。終い重点でビシッと追われ、4F56.1-40.1-25.0-12.2秒をマークして1馬身先着した。

1週前追い切りでは天皇賞に出走するマーティンボロと併せて好タイムで堂々と先着。この中間は軽快な動きが光っていて「今朝の動きも良かったし、順調にここまで来ましたね」と友道康夫調教師も順調な成長ぶりに目を細める。

「前走は初めての右回りでコーナーで、外に膨れる面を見せていました。ええ、左回りになるのはプラスだし、直線が長い東京も良いと思います。モタつかずにスムーズに走ってくれれば、ですね」と左回りに替わるのもプラス材料。攻め通りの走りを見せれば、府中の長い直線を一気に駆け抜けていきそうだ。