【JBCレディスC】鮮やかにサンビスタがJpn1初制覇

11月3日(祝・月)、盛岡競馬場で行われたダートの祭典 第4回 JBCレディスクラシック(Jpn1)(3歳上牝 定量 1着賞金4100万円 ダート1800m)は、岩田康誠騎手騎乗の2番人気・サンビスタ(牝5、栗東・角居厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:49.3(重)のレコード。

2着には1馬身1/4差で3番人気・トロワボヌール(牝4、美浦・畠山吉厩舎)、3着には半馬身差で1番人気・ワイルドフラッパー(牝5、栗東・松田国厩舎)が続いた。

コーリンベリーが発馬機内で座り込んだため、5分以上遅れてのスタート。そのコーリンベリーが好スタートからハナを主張し、外枠のブルーチッパーも先頭を窺う。さらにコウギョウデジタル、アクティビューティが続き、サンビスタは中団前目の5番手で追走。人気のワイルドフラッパーはその後ろで6、7番手のポジション。
道中もコーリンベリーが速いペースでレースを引っ張り、馬群は縦長の展開に。サンビスタは外から徐々に順位を上げる。直線を向くとコーリンベリーが失速。代わってブルーチッパーが一度は先頭に立つ。しかし、すぐに直線で外に出したサンビスタが交わし、中団からトロワボヌール、ワイルドフラッパーが追い込んでくるも、その差は詰まらずサンビスタがレコードタイムでゴール。終始ワイルドフラッパーの前で競馬をしたサンビスタと岩田騎手の作戦が決まり、鮮やかにJpn1初勝利を挙げた。

勝ったサンビスタは今年のブリーダーズGCに続く重賞2勝目。前走のレディスプレリュードはワイルドフラッパーに完敗を喫したが、本番できっちりと借りを返した格好。今後も牝馬ダート路線を牽引していく存在となりそうだ。
馬主はヒダカ・ブリーダーズ・ユニオン、生産者は新ひだか町のグランド牧場。馬名の意味由来は「サンバを愛してやまない人。父名、母名より連想」。

【岩田康誠騎手のコメント】
「好スタートを生かして4番手につけてくれたので、良いレースができたと思います。一戦一戦、力をつけてくれていましたし、今回も本当にチャンスだなと思っていました。次走も一層強いレースを見せてくれると思います。次のレースも頑張ります。この後も馬券をいっぱい買ってください。よろしくお願いします」

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サンビスタ
(牝5、栗東・角居厩舎)
父:スズカマンボ
母:ホワイトカーニバル
母父:ミシル
通算成績:18戦7勝
(うち地方成績:4戦2勝)
重賞勝利:
14年JBCレディスC(Jpn1)
14年ブリーダーズゴールド(Jpn3)

サンビスタ

サンビスタ

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