【JBCクラシック】世代交代なる コパノリッキーがレコードV

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提供：重賞トレンドジャッジ
11月3日(祝・月)、盛岡競馬場で行われたダートの祭典 第14回 JBCクラシック(Jpn1)(3歳上 定量 1着賞金：8000万円 ダート2000m)は、田辺裕信騎手騎乗の3番人気・コパノリッキー(牡4、栗東・村山厩舎)が優勝。勝ちタイムは2:00.8(重)のレコード。

2着には3馬身差で1番人気・クリソライト(牡4、栗東・音無厩舎)、3着には半馬身差で2番人気・ワンダーアキュート(牡8、栗東・佐藤正厩舎)が続いた。

ホッコータルマエが好スタートを切るも控え、押し出される形でコパノリッキーが先頭に立つ。ベストウォーリア、ホッコータルマエ、クリソライトが好位で続き、ワンダーアキュートは単独5番手で脚をタメる競馬。道中ではコパノリッキーが悠々と単騎で逃げ、上位人気の5頭が固まって先頭集団を形成。その他の馬は大きく離され、馬群は縦長に。
楽な手応えでコパノリッキーが直線を向き、ホッコータルマエ、ベストウォーリアはやや失速。ワンダーアキュート、クリソライトの2頭が追い込むも、コパノリッキーとの差は詰まらず、そのまま逃げ切り勝ち。JBCレディスCに続き、レコードタイムでの決着となった。

勝ったコパノリッキーはフェブラリーS、かしわ記念に続くG1級レース3勝目。休み明けで古馬との対戦となった昨秋のオープン特別では2戦連続で大敗を喫したが、年明けのフェブラリーSでは最低人気を覆してG1初制覇。続くかしわ記念も連勝し、前走の帝王賞でも2着とグングン力を付け、このレコード勝ちで完全に勢力図を塗り替えた。
馬主は小林祥晃氏、生産者は日高町のヤナガワ牧場。馬名の意味由来は「冠名＋人名より」。

【田辺裕信騎手のコメント】
「逃げようと思って逃げたわけじゃないんですが、これといった先行馬もいなかったので、好スタートを切れたらハナに行くことは頭にありました。後はどれだけ馬をなだめて直線まで来れるかを考えていました。後ろから馬が来るとかかる馬ですが、前回の大井よりいい感じで走ってくれましたここまで直線で伸びて完勝してくれると、今後も楽しみです。

素直な馬というのはあまりいないのですが、騎手の指示に対してすごく素直で、それがこの馬の凄いところです。今日は寒い中、盛岡競馬場まで来ていただいてありがとうございました。またJRAでも馬を応援してあげてください。よろしくお願いします」

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コパノリッキー
(牡4、栗東・村山厩舎)
父：ゴールドアリュール
母：コパノニキータ
母父：ティンバーカントリー
通算成績：12戦7勝
(うち地方成績：4戦3勝)
重賞勝利：
14年JBCクラシック(Jpn1)
14年かしわ記念(Jpn1)
14年フェブラリーS(G1)
13年兵庫チャンピオンS(Jpn2)

コパノリッキー

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