【エ女王杯】ヌーヴォレコルト 逆襲へ「最高のデキ」をキープ!

12日、日曜京都11レース・エリザベス女王杯(G1)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、秋華賞2着のヌーヴォレコルト(牝3、美浦・斎藤誠厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、6F81.5-65.3-50.8-37.4-12.7秒をマークした。

【斎藤誠調教師のコメント】
「前走は栗東に滞在して万全の態勢でレースに臨めたと思いましたが、力で勝って競馬で負けたという感じでした。G1を勝つには運が必要ですが、それが少し足りなかっただけで、馬を褒めてあげたいというレース内容でした。本来なら秋華賞後にそのまま栗東に滞在してエリザベスに向かう形がベストかと思いますが、この子なら直前輸送でも力を出せると思います。

前走は時計も速くレース後は疲れがありましたが、1週間くらいで疲れが取れたのでこれならエリザベスに行けると思いました。秋華賞が最高のデキだと岩田騎手がいってくれていたように、厩舎サイドも同じように思いますしそのデキをキープ出来ていると思います。良い状態でなければ使わなくていいとオーナーからも言われていますし、出走するのはそれだけ良い状態だということです。タフな子で、本当に頭が下がります。

先週は岩田騎手が乗って反応を見ましたが、思いのほか時計が遅かったので、今週は単走で気合いをつける内容でした。時計は少し速かったですけど許容範囲です。距離延長はプラスですし京都の外回りコースの方が直線が長いので、この子にとっては力を発揮できる舞台だと思います。まだ3歳世代としか走っていませんし、古馬陣は牡馬とも切磋琢磨して力を付けていますからね。秋華賞で負けたショウナンパンドラもいますが、状態が良ければこのメンバー相手でも良い勝負が出来ると思っています。

前走は、内から外に出すときにモタモタするところもありましたし、今回は岩田騎手もその辺りのことを気を付けて位置取りも考えてくれると思います。自分の形の競馬が出来るような位置で運んでほしいですね。秋華賞は人気に応えられず申し訳ありませんでした。好調を維持する調整をしてきたので、レースでも頑張ってもらいたいです」

ヌーヴォレコルト

ヌーヴォレコルト

ヌーヴォレコルト

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