【デイリー杯2歳S】5番人気タガノエスプレッソが連勝で重賞初制覇

11月15日(土)、5回京都3日目11Rで第49回デイリー杯2歳S(GⅡ)(芝1600m)が行なわれ、岩田康誠騎手騎乗の5番人気・タガノエスプレッソ(牡2、栗東・五十嵐厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:35.1(良)。

2着には半馬身差で2番人気・アッシュゴールド(牡2、栗東・池江寿厩舎)、3着には1馬身半差で1番人気・ナヴィオン(牡2、栗東・橋口厩舎)が続いて入線した。

揃ったスタートから人気のナヴィオンも顔をのぞかせるが、それを制して関東馬レザンドゥオールがハナへ。その後ろはキャリアの若い2歳戦らしく、折り合いを欠く馬も何頭かいて、人気の一角アルマワイオリも頭を上げながらの追走。道中はレザンドゥオール、プリメラアスール、アルマワイオリ、タガノエスプレッソ、グレイスフルワードと続き、ナヴィオンはポジションを下げてアッシュゴールドとともに中団やや後方から追走する。
直線に入ると逃げるレザンドゥオールをタガノエスプレッソが交わして先頭へ。外から勢いよくアッシュゴールドが脚を伸ばし、そのまま差し切るかにも思えたが、タガノエスプレッソが内からもうひと伸びして先頭でゴールした。

勝ったタガノエスプレッソは近親にCBC賞を勝ったヘッドライナーがいる血統で、デビュー3戦目の前走で初勝利。今回は一気にG2への挑戦となったが、正攻法の競馬で後続を抑えて見事な重賞初制覇を飾った。

馬主は八木良司氏、生産者は新冠町の有限会社新冠タガノファーム。馬名の意味由来は「冠名+急行(伊)」。

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タガノエスプレッソ
(牡2、栗東・五十嵐厩舎)
父:ブラックタイド
母:タガノレヴェントン
母父:キングカメハメハ
通算成績:4戦2勝
重賞勝利:
14年デイリー杯2歳S(G2)

タガノエスプレッソ

タガノエスプレッソ

タガノエスプレッソ

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