【ジャパンC】自分との闘いフェノーメノ「全力を出せるかどうか」

26日、日曜東京11レース・ジャパンカップ(G1)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、天皇賞秋14着のフェノーメノ(牡5、美浦・戸田厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、6F84.0-69.0-54.3-40.0-12.9秒をマークした。

【斉藤助手のコメント】
「前走は休み明けとしては仕上がりは悪くなかったと思います。正直敗因が分かりづらいところがありましたが、レースが終わってからケロッとしていましたし力を出し切っていないのではないか、ということはハッキリしています。これまでは毎回しっかり走ってくれましたが、前走後はすぐに息も入っていましたしダメージが全くありませんでした。この中間も、普段からいつもと変わらない感じです。

成績を見ると休み明けでも走りますが、叩いた方が体は良くなりますし、今回も馬体に張りが出てきました。先週の追い切りで長めからしっかりやっていますし、今週はいつも通り単走で終いだけしっかりやりました。反応も良かったですし、馬の状態だけ見れば十分走れると思います。ダービーでも走っていますし、東京2400は全く問題ありません。

ジョッキーは岩田騎手に替わりますが、だいぶ前になりますけど、この馬に乗っていてクセは把握していると思いますし、レースでどう乗るかはお任せします。今回も相手が揃っていると思いますが、前走が前走だったので、相手どうこうよりも全力を出せるかどうか、だと思います。能力的にはここで3つ目のG1を取れると思いますし、調子も悪くないので、全力で走ってほしいですね」

フェノーメノ