【有馬記念】有終Vへ!ジェンティルドンナ「今回の方が良さそう」

17日、有馬記念(G1)の1週前追い切りが栗東トレセンにて行われた。ジェンティルドンナ(牝5、栗東・石坂厩舎)は栗東へ駆けつけた戸崎圭太騎手を背に、サンライズネオとの併せ馬。時計の掛かる馬場状態ということもあり、4F53.8-39.4-26.2-13.5秒とタイムは平凡も、大きく先行した併走馬をとらえて、交わしさってみせた。

「馬場が荒れて走りづらそうでしたが、追ってからの反応は抜群でした。スッと反応してくれましたからね。天皇賞の時と比べても今回の方が良さそうです」とは戸崎騎手。馬なりながら、終いの反応を感じさせるあたり、デキ落ちどころか上昇ムードを感じとった様子だ。

前走のジャパンCでは最大目標であった3連覇が叶わず、レース直後に石坂正調教師が有馬参戦を早々に表明。不完全燃焼の結果に、陣営は巻き返しに意欲を燃やしている。

「スタートがよくて乗りやすい馬。中山の2500mも問題ないでしょう。これだけの馬に、また乗せてもらえるのは凄く嬉しいし、有終の美を飾れたら」と鞍上。牝馬三冠、JC連覇、ドバイSC制覇など、幾多のドラマを刻んできた女傑に華を添えるだけでなく、今年はリーディングをひた走りながら、中央G1で未勝利のリーディングジョッキーは、大一番でのG1勝ちを意識している様子だった。

なお、競馬ラボでは手綱を執る戸崎圭太騎手と、井上泰平調教助手によるダブルインタビューを敢行!ジェンティルドンナの勝算について迫った。コチラも是非お待ちいただきたい!

ジェンティルドンナ

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