ゴールドシップ3着 岩田悔やむ「積極的に運んでも良かった」

【天皇賞・春】春の盾は二強対決！馬券のカギは爆穴の一発！

提供：重賞トレンドジャッジ
●12月28日(日) 4回中山8日目10R 第59回 有馬記念(G1)(芝2500m)

2年ぶり2度目の有馬記念制覇を狙ったゴールドシップ(牡5、栗東・須貝尚厩舎)。強豪ひしめき合う中で堂々の1番人気に支持されるも、昨年同様の3着が精一杯。「これだけの馬に乗せていただいたのに結果を残せず残念です」と岩田康誠騎手は開口一番、反省の弁を漏らした。

道中は中団やや後ろのポジションに収まるも、「ゲートはちゃんと出たので、もっと積極的に運んでも良かったかもしれない」と鞍上が振り返ったように、1000m通過が推定63秒の超スローペースが響いたか。3コーナー手前から外々を回ってポジションを押し上げ、4コーナーでは前を射程圏に捉えたかに見えたが、好位で立ちまわったジェンティルドンナとの差を詰め切るには至らず。ゴール前では後からスパートをかけたトゥザワールドにも先着を許す形となった。

収穫を挙げるならば、3歳のダービー以来となる上がり33秒台の末脚を披露した点か。このところ不得手としていた瞬発力勝負にも対応し、力はハッキリと示した。

ジェンティルドンナ、ジャスタウェイら同期が今日を最後にターフを去る中で、現役続行が決定済。「この馬自身、やる気がありましたし状態も良く落ち着いていました。ゲートも出るようになっているので次に繋がればと思います」と来年での逆襲を誓う。

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