外国産馬アルビアーノがスピードで圧倒V…中山新馬

1月5日(月)、1回中山2日目5Rで3歳新馬(芝1600m)が行なわれ、柴山雄一騎手騎乗の2番人気・アルビアーノ(牝3、美浦・木村厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:36.5(良)。

2着には3馬身半差で8番人気・ヤマノリリコイ(牝3、美浦・伊藤大厩舎)、3着には半馬身差で3番人気・レオサーパス(牡3、美浦・古賀慎厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたリガードリング(牡3、美浦・高木登厩舎)は5着に敗れた。

ツクバスマイルとの先手争いを制してアルビアーノがハナへ。両馬を見るようにクラウンフォルテ、ヤマノリリコイ、レオサーパス、ハオウが続く。直線手前ではレオサーパスが掛かり気味に上がってアルビアーノに並びかけるも、それに動じることなく直線でもうひと伸び。最後は鞍上の柴山騎手が抑える余裕を見せて見事な新馬勝ちを飾った。
先行勢が上位3着を占め、1番人気のリガードリングは中団からジリジリと脚を伸ばすも5着までだった。

勝ったアルビアーノはクロフネ、エーシンフォワードらを輩出したファシグティプトン・フロリダセール出身の外国産馬。父Harlan’s Holidayの産駒には昨年の関東オークスを勝ったエスメラルディーナや2012年のBCジュヴェナイルを勝ったシャンハイボビーがいる血統。
馬主は吉田和美氏、生産者は米のHelen Alexander&Helen Groves Rev Trust。馬名の意味由来は「イタリアのコムーネ名」。

1着 アルビアーノ(柴山騎手)
「スタートが速いですね。中途半端な形になるのは嫌だったので、ハナに行きました。道中もかかることなく、逆にフワフワしているくらいでした。ステッキを入れずにあれだけ動けるのは能力があるからこそですよ。強い内容でした。どんな距離でも対応してくれるのではないかと思います」

2着 ヤマノリリコイ(石川騎手)
「人気はありませんでしたが、厩舎サイドから良い馬だと聞いていたので楽しみにしていました。コントロールがききますし、反応も良く乗りやすい馬です。使って良くなりそうですよ」

3着 レオサーパス(田中勝騎手)
「我の強いところがありそうですね。最後に追ってからグンと来る感じではありませんでしたが、内容は悪くなかったと思います。これからですよ」

4着 プラントアゲン(伴騎手)
「攻め馬のときから良い感触を掴んでいましたが、最後にあれだけの脚を使ってくれるとは思っていませんでした。スタートしてから少しビクビクした感じで進んでいきませんでしたが、慣れてくれば大丈夫だと思います」

5着 リガードリング(蛯名騎手)
「返し馬で尻っぱねをしたり、レースでも2コーナー辺りまでずっと鳴いていたり心身ともにまだ子供っぽいですね。これから良くなってくる感じはあります」

3歳新馬の結果・払戻金はコチラ⇒

アルビアーノ
(牝3、美浦・木村厩舎)
父:Harlan’s Holiday
母:Antics
母父:Unbridled

アルビアーノ

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