最内突いた武豊ステラウインドが淀の長丁場を制す…万葉S

1月5日(月)、1回京都2日目11Rで万葉ステークス(芝3000m)が行なわれ、武豊騎手騎乗の3番人気・ステラウインド(牡6、美浦・尾関厩舎)が優勝。勝ちタイムは3:08.5(良)。

2着にはアタマ差で6番人気・シャンパーニュ(牡4、栗東・加用厩舎)、3着にはクビ差で4番人気・ニューダイナスティ(牡6、栗東・石坂厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたショウナンラグーン(牡4、美浦・大久洋厩舎)は4着に敗れた。

序盤はサトノシュレンが後続を引き離してレースを引っ張り、シャンパーニュは2番手を追走。ニューダイナスティ、ステラウインド、スノードンらが好位を形成し、道中は縦長の展開に。
再び向正面に差し掛かったところで逃げるサトノシュレンのリードが狭まり、4コーナーでシャンパーニュが先頭へ。直線では外からニューダイナスティ、スノードンらも襲いかかるが、ポッカリと開いた最内から抜け出したステラウインドが、最後は再び盛り返すシャンパーニュの追撃を凌ぎ切った。ショウナンラグーンも中団から差を詰めたものの、トップハンデが響いたか4着まで詰め寄るのが精一杯。

勝ったステラウインドは昨日の中山金杯を除外になり、追加で出馬投票を行っての関西遠征となったが、その決断が実を結んでオープン昇級後の初勝利。一昨年にはキズナの帯同馬としてフランス遠征も経験し、昨年は重賞でも好走を見せるなど、着実に力をつけている。

馬主は前田幸治氏、生産者は浦河町の杵臼牧場。馬名の意味由来は「恒星風」。

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ステラウインド
(牡6、美浦・尾関厩舎)
父:ゼンノロブロイ
母:ビーウインド
母父:スピニングワールド
通算成績:21戦6勝

ステラウインド

ステラウインド

ステラウインド

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