断然人気のドゥラメンテが突き抜けて2連勝…セントポーリア賞

2月1日(日)、1回東京2日目9Rでセントポーリア賞(芝1800m)が行なわれ、石橋脩騎手騎乗の1番人気・ドゥラメンテ(牡3、美浦・堀厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:46.9(良)。

2着には5馬身差で7番人気・ウェルブレッド(牡3、美浦・加藤征厩舎)、3着にはアタマ差で12番人気・グラブザフラッグ(牡3、栗東・中竹厩舎)が続いて入線した。

マラケシュがハナに立つと、大逃げ気味に後続を突き放す。離れた2番手にはマルターズシャトル、ボルゲーゼらが追走。ドゥラメンテは中団内で脚を溜める。直線に入るとマラケシュは失速。決め手勝負となるが、間を割って伸びてきたのはドゥラメンテ。メンバー最速の上がりを記録し、後続を大きく離す快勝。横一線の2着争いは、ドゥラメンテよりさらに後方からレースを進めたウェルブレッドに軍配。

勝ったドゥラメンテはエリザベス女王杯を2連覇したアドマイヤグルーヴを母に持つ超良血馬。圧倒的人気だった新馬戦を落としたものの未勝利、今回と大差をつける楽勝。今後は重賞戦線での活躍にも期待が高まる。
馬主は有限会社サンデーレーシング、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「荒々しく、はっきりと(音楽用語)」。

1着 ドゥラメンテ(石橋脩騎手)
「今後につながるように、不安なところを出さないよう、返し馬から気を付けました。馬は落ち着いていましたね。ゲートもスムーズ。普段から厩舎でしっかり対処した成果です。知らないうちに先頭へ。能力はすごいものがありますよ」

2着 ウェルブレッド(武豊騎手)
「素質は高い。とても乗りやすかった。普通なら勝っている内容だよ」

4着 ウェルブレッド(蛯名騎手)
「よくがんばっている。2着とは差がないもの。テンションが上がらず、折り合いを付けられれば、いい脚を使える。気持ちが体と合致してくれば、後々は走ってくるよ」

8着 ボルゲーゼ(北村宏騎手)
「落ち着いて上手にスタート。道中で息が入り、スムーズに走れた。でも、坂下から思ったほど抵抗できなかったね。どうしたんだろう」

10着 エニグマバリエート(福永騎手)
「内の馬を見て、3コーナーから外に逃げていた。馬に遊ばれ、その気にさせることができなかったよ」

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ドゥラメンテ
(牡3、美浦・堀厩舎)
父:キングカメハメハ
母:アドマイヤグルーヴ
母父:サンデーサイレンス
通算成績:3戦2勝

ドゥラメンテ

ドゥラメンテ

ドゥラメンテ

ドゥラメンテ

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