【きさらぎ賞】ルージュバック大竹師「狙いは輸送と右回り」

4日、日曜京都11レース・きさらぎ賞(G3)の追い切りが美浦トレセンにて行われた。

前走、百日草特別1着のルージュバック(牝3、美浦・大竹厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、6F81.5-65.6-51.0-37.1-12.5秒をマークした。

【大竹正博調教師のコメント】
「初戦の勝ち時計がそれほど速くなかったので、前走は半信半疑の部分もありましたが、追い切りの動きが良かったですし、クリアしてくれるかなという気持ちもありました。実際に期待通りの競馬をしてくれましたね。前走後は阪神のG1を使うことも考えましたが、軽いソエが出たので天栄に放牧に出しました。牧場で上手に調整してもらいましたし、厩舎に戻ってきてからも順調です。

牝馬特有の気性の激しさがありますし、上手くコントロールをきかせてスピードを生かせるように調整してきました。先週にある程度負荷をかけていますし、今週も動き自体は更に良くなっています。今回は右回りを試してみたいということと、関西圏への輸送を経験させたいという狙いがあってここを使います。追い切りでいつも右回りを経験していますし、新馬戦のときに新潟への輸送を経験しているので、どちらもさほど心配はしていません。

道中、良い形で運べれば一直線に伸びてきてくれるのではないかと思います。いつもこちらのイメージ以上の良いパフォーマンスをしてくれますし、平常心で臨みたいと思います」

ルージュバック

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