【きさらぎ賞】51年振り快挙!ルージュバックが牡馬を蹴散らしV

2月8日(日)、2回京都4日目11Rで第55回きさらぎ賞(G3)(芝1800m)が行なわれ、戸崎圭太騎手騎乗の1番人気・ルージュバック(牝3、美浦・大竹厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:48.6(良)。

2着には2馬身差で2番人気・ポルトドートウィユ(牡3、栗東・高野厩舎)、3着には1馬身差で3番人気・アッシュゴールド(牡3、栗東・池江寿厩舎)が続いて入線した。

揃ったスタートから枠の利を生かしてネオスターダムがハナへ。エメラルヒマワリが2番手につけると、その後ろにはルージュバック。ポルトドートウィユとアッシュゴールドは、ルージュバックを見るかたちでの競馬となる。ネオスターダムとエメラルヒマワリの2頭がレースを引っ張り、少し離れた2番手集団の先頭にはルージュバック。直線に入ると、差を詰めてきたルージュバックがネオスターダムに襲い掛かり、ラスト1ハロン地点で先頭に。外から伸びてくるポルトドートウィユの追撃を楽に交わし、2馬身差をつける快走を見せた。良血馬で注目されていたレガッタは直線で失速し、7着に沈んだ。

勝ったルージュバックはこれで無傷の3連勝。牝馬がきさらぎ賞に参戦するのは29年振りで、優勝は51年ぶりの快挙となった。今回は初の長距離輸送、右回りとなったが、ものともせずに完勝。クラシックの主役へと名乗りを挙げるとともに、牡馬相手にも引けをとらないことを証明してみせた。
馬主は有限会社キャロットファーム、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「ブランデーをジンジャーエールで割ったカクテル名。母名より連想」。

きさらぎ賞の結果・払戻金はコチラ⇒

ルージュバック
(牝3、美浦・大竹厩舎)
父:マンハッタンカフェ
母:ジンジャーパンチ
母父:Awesome Again
通算成績:3戦3勝
重賞勝利:
15年きさらぎ賞(G3)

ルージュバック

ルージュバック

ルージュバック

※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。