【フェブラリーS】絶好調!戸崎&ベストウォーリア「条件は良い」

18日、フェブラリーS(G1)の追い切りが栗東トレセンにて行われた。ベストウォーリア(牡5、栗東・石坂厩舎)は戸崎圭太騎手を背に坂路コースに登場。前にニューダイナスティを置いた形での併せ馬となったが、ゴーサインを出すと鋭く反応し、時計は4F53.5-38.7-24.9-12.4秒を記録。久々の実戦に向けて、状態は上向きだ。

「前に馬を置いて抜け出すように、との指示でしたが、反応も気合乗りも良かったですよ」と鞍上は満足した表情を見せる。前走のチャンピオンズC以来、3ヶ月ぶりのレースとなるが不安は一切ない。むしろ「これまでも少し間隔があいたほうが成績は良いからね」とプラス材料であることを強調する。

昨年の同レースでは3番人気に支持されながらも13着に沈み、期待を裏切る結果に終わった。しかし、元々東京の1600mは得意とする舞台。「ここ2戦よりも条件は良いです」と語るようにこの条件は6戦して重賞を含む3勝をマーク。複勝圏を外したのも1回だけと相性は抜群だ。手綱を執るパートナーも2週続けての重賞勝ちを収め、勢いに乗っている。あとは本来の力を出し切り、1年前のリベンジを果たすだけだ。