大外強襲!人気に応えゴールデンバローズが3連勝!…ヒヤシンスS

2月22日(日)、1回東京8日目9RでヒヤシンスS(ダ1600m)が行なわれ、戸崎圭太騎手騎乗の1番人気・ゴールデンバローズ(牡3、美浦・堀厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:37.1(良)。

2着には3馬身半差で5番人気・イーデンホール(牡3、美浦・大久洋厩舎)、3着にはクビ差で2番人気・クロスクリーガー(牡3、栗東・庄野厩舎)が続いて入線した。

タイセイラビッシュが好スタートを切るも、内から押してペプチドウォヘッド、プレシャスルージュがハナを争う。さらに外からオウマタイムも加わり、激しい先行争いでレースの幕が開く。道中ではオウマタイムが先頭に立ち、馬群は縦長の展開に。断然人気のゴールデンバローズは中団に控える。
直線を向くとオウマタイムは失速し、好位からペプチドウォヘッド、ディアドムスの2頭が抜け出しを図る。しかし、直線で大外に持ち出されたゴールデンバローズが一気の脚で他馬を交わし去り、鮮やかな差し切りで3連勝を決めた。さらに外から追い込んだイーデンホールが2着に食い込んでいる。

勝ったゴールデンバローズの父Tapitはアメリカ生まれで、日本でデビューした産駒は一昨年のフェブラリーSなどを制したテスタマッタを筆頭にダートでの活躍が目立っている。
芝でのデビュー戦こそ敗れたが、ダート替わりとなった未勝利戦を衝撃の2秒6差でレコード勝ち。500万下、今回のオープン特別も快勝し、ダート戦に限れば無傷の3連勝となった。
馬主は猪熊広次氏、生産者は米のCrossedSabresFarm。馬名の意味由来は「黄金+冠名」。

1着 ゴールデンバローズ(戸崎圭騎手)
「少し出負けしましたが、砂を被らずにレースが出来ました。今日のような形で結果を出すことが出来て良かったです。追ってからも良い脚を使ってくれますし、これからが楽しみです」

2着 イーデンホール(吉田豊騎手)
「勝ち馬の後ろにつけて、このままどこまでやれるかと思いながら運びました。最後はもう少し頑張れるかと思いましたが、手前を替えなかった分伸び切れませんでした。砂を被ってもかからず良い感じで運べましたし、一戦ごとに馬が良くなっています」

3着 クロスクリーガー(岩田騎手)
「流れに乗って、この馬の競馬は出来ています。今日は勝ち馬が強過ぎましたが、この馬もオープンで通用する力があることが分かりました」

4着 ディアドムス(三浦騎手)
「交わされてから遊ぶ面を見せましたが、他馬より2キロ重い58キロを背負って力は見せてくれたと思います」

5着 ブルームーン(浜中騎手)
「初めての東京輸送もあって、返し馬から少し馬がイライラしていましたが、競馬自体は上手に走ってくれました。レースを使うごとにイライラした面を見せるようになってきているので、リラックス出来ると良いですね」

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ゴールデンバローズ
(牡3、美浦・堀厩舎)
父:Tapit
母:Mother Russia
母父:Mayakovsky
通算成績:4戦3勝

ゴールデンバローズ

ゴールデンバローズ

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