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【皐月賞】1週前 グァンチャーレ 負荷十分に掛け「抜群の動き」
2015/4/10(金)
●8日、皐月賞(G1)の1週前追い切りが栗東トレセンにて行われた。前走、弥生賞4着のグァンチャーレ(牡3、栗東・北出厩舎)は武豊騎手を背にCWコースでの単走追い。不良馬場の中、一杯に追われ時計は84.6-67.4-52.6-38.9-12.1秒をマーク。十分な負荷を掛けながらも軽快なフットワークを見せた。追い切りを見守った北出成人調教師は「抜群の動きだったね。これだけやれば来週はサッとやるだけだね」と思わず笑みがこぼれる。前走は4着に終わったが、指揮官は「4コーナーで外に振られた分」と敗因を分析。同条件となる今回は同じ轍を踏むつもりはない。反省を生かし、弥生賞以上の着順を目指す。
●9日、皐月賞の1週前追い切りが栗東トレセンにて行われた。前走、弥生賞6着のクラリティスカイ(牡3、栗東・友道厩舎)は川須栄彦騎手(レースでは横山典弘騎手)を背に重馬場の坂路コースでの登坂。古馬1000万下クラスの僚馬を追走する形で最後は0秒1差先着。時計は4F53.2-38.1-24.8-12.6秒の好タイムを記録した。
「1週前だったのである程度ビッシリやっておきたかった」とは友道康夫調教師。その言葉通り、一杯に追われて弾き出したタイムは自己記録を0秒8更新する4F53秒2。これには師も「1度使ったことで良くなっていますね」と満足気。今回は再びの2000mになるが、指揮官は「問題ない」と断言する。クロフネ産駒が芝コースでこれまで獲得した重賞タイトルは全て2000m以下。距離のカベを乗り越え、クラシックタイトル獲得なるか。
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