【皐月賞】4枠7番キタサンブラック「一歩先に仕掛けて」

4月19日(日)に行われる第75回 皐月賞(G1)の枠順が確定。スプリングSの覇者でデビューから3連勝のキタサンブラック(牡3、栗東・清水久厩舎)は4枠7番に入った。

弥生賞を勝ったサトノクラウンと同じ3戦無敗ながら、血統背景、まだ馴染みの少ない厩舎ということもあって、やや影が薄い存在となっているキタサンブラック。しかし、後ろから追い込んで勝ったデビュー戦、好位から正攻法で押し切った2戦目、3戦目のレース内容から、秘めたセンスはかなりのもの。この馬のポジションもレースの重要なカギとなりそう。

枠番を確認した押田調教助手は「極端な大外以外ならどこでもいいと思ってたからね。素直で乗りやすいし、馬群も気にするようなタイプじゃない。出たなりでリズムよく運べると思う」とニッコリ。「長く脚を使えるし、他の有力馬より一歩先に仕掛けていきたいな」と前走同様の先行策を匂わせた。

父のブラックタイドはディープインパクトより1つ年上の全兄。この皐月賞にはディープインパクトの2頭を上回る3頭を送り込んでいる。スプリングS父子制覇の次は、父が果たせなかったG1制覇へ。その筆頭候補はやはりこの馬だ。

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