【QE2世C】ブレイジングスピードがV ステファノスは健闘2着!

4月26日(日)、香港のシャティン競馬場でオーデマ・ピゲ・クイーン・エリザベス2世カップ(G1)(3歳上 定量 芝2000m 総賞金:1400万香港ドル)が行われ、地元・香港のブレイジングスピード(セ6、香・A.クルーズ厩舎)が優勝。勝ちタイムは2分02秒89(良)。
日本から参戦した福永祐一騎手騎乗のステファノス(牡4、栗東・藤原英厩舎)は一団となった2着争いを制し、海外初挑戦で大健闘の銀メダルとなった。

レースはセイムワールドがハナを奪い、クライテリオン、ミリタリーアタックが続いて、ステファノスも好位の内を手応え十分に追走する。直線に入ると、いち早く抜け出したブレイジングスピードがスッと後続を突き放してG1初勝利。大激戦となった2着争いは日本のステファノスが馬群を割って出て2着を確保。3着はクライテリオンが入線。

勝ったブレイジングスピードは昨年の香港G1ステュワーズCの覇者で国際G1初勝利。今回のメンバーでは3位タイのレーティングを得ていた実力馬で、昨年11月の香港ジョッキークラブCでは上位2頭を負かしていた。

ステファノスはこれが皐月賞以来のG1挑戦にして、初の海外遠征で2着に好走。国内での重賞タイトルもマイルの富士Sのみと、実績では一枚劣っていたが、下馬評を覆してみせた。

ブレイジングスピード
Blazing Speed

(セ6、香・A.クルーズ厩舎)
父:Dylan Thomas
母:Leukippids
母父:Sadler's Wells
通算成績:31戦9勝
重賞勝利:
15年クイーン・エリザベス2世C(G1)
14年チャンピオンズ&チャターC(G1)
14年ステュワーズC(G1)
14年香港ジョッキークラブC(G2)

ブレイジングスピード

▲早めに抜け出したブレイジングスピードが国際G1初勝利


ブレイジングスピード

▲勝利の雄叫びを上げるカラン騎手


ブレイジングスピード

▲ステファノスは馬群を割って価値ある2着


ブレイジングスピード

ブレイジングスピード

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