トピックスTopics
【オークス】1週前 桜花賞馬ドンキ「今回の方がいい調整過程」
2015/5/16(土)
14日、オークス(G1)の1週前追い切りが栗東トレセンにて行われた。桜花賞馬レッツゴードンキは岩田康誠騎手を背に坂路で3歳500万のアドマイヤシャイと併せ馬。3馬身ほど追い掛ける形でスタートしたが、楽な手応えのままパートナーは半馬身捕らえてフィニッシュ。4F53.9-38.3-24.8-12.3秒をマークした。追い切りを見届けた梅田智之調教師は「折り合いをつけておしまいの反応を確かめる感じで。見ての通り、ハミをかけたぐらいで、最後はシュッと伸びてくれました。 チューリップ賞は休み明けであの馬場を走らされたダメージがあったけど、桜花賞はそんなにダメージがなかった。そ、今回の方がいい調整過程だし、もう一段階上にいけそうなイメージでやってるよ」と十分な手応えを感じ取り、騎乗した岩田騎手も「同じ厩舎の馬に誘導してもらって、残り1Fで仕掛けた。反応も良かったし、落ち着きあるのがいいね」と合格点のジャッジだ。
新馬戦快勝のあとは勝鞍を増やすことが出来なかったが、すべて重賞に出走して3着以下はなし。2勝目が大きなG1タイトルとなったのだが、超スローペースでの逃げ切り勝ちに周囲の評価も二分している。今回は積極策で行くのか、それとも阪神JFまでの差す競馬を選択するのか。鞍上は「折り合いをつけて直線を向けば最後は絶対に脚を使ってくれる」と差す競馬を匂わせたが、師は「本質的には差しで切れる脚を使えるタイプだとは思うけど、ま、競馬に関しては岩田騎手に任せますよ」と煙に巻いた。
桜花賞から800mの距離延長も、ほとんどの馬が未経験。完成度の高さを武器にオークスも好走している桜花賞馬は多い。その完成度の高さといえば、桜花賞前から評価されていた馬で、さらに自在性も身に付けた。2冠達成へ視界はかなり明るくなってきた。
関連記事
- すべて
- 攻略レポート
- レース
- トピックス
- インタビュー
- 2024/4/18(木) 力が入る東京開幕週【柴田大知コラム】
- 2024/4/18(木) 【フローラS】ジャスティンミラノと同パターン!?急上昇の可能性を秘めた1頭
- 2024/4/18(木) 【フローラS】波乱続きの難解レース!巻き返し注意の激走候補
- 2024/4/18(木) 【フローラS】2週連続G1ヒット!今週も狙いたいイチオシ有力馬
- 2024/4/17(水) 【福島牝馬S】前走とは状態が違う!鞍上が語るウインピクシスの勝算
- 2024/4/17(水) 【フローラS】東京コースも問題なし!クリスマスパレードが無敗の重賞Vへ
- 2024/4/14(日) 【皐月賞】想いと共に駆け抜けた!無敗馬ジャスティンミラノがレコードで優勝
- 2024/4/14(日) 【アンタレスS】仁川に不屈の花が咲く!太宰啓介がミッキーヌチバナを勝利に導く