【ダービー】1週前 ドゥラメンテ 二冠へ向けて精度アップ

■来週日曜東京11レース・ダービー(G1)1週前情報

【5/21追い切り】

ドゥラメンテ(牡3、美浦・堀厩舎)・前走=皐月賞1着
石橋脩騎手(レースではM.デムーロ騎手が騎乗予定)を背に南ウッドチップコースで追われ、5F70.7-55.1-39.7-12.5秒をマーク。

【橋本助手のコメント】
「前走はペースがそれほど流れていないなか後ろの方にいましたし、勝負どころの位置取りからもさすがに苦しいなと思っていましたが、一気に外に出して左ムチに応えてすごい反応を見せてくれました。結果的には強い内容でした。斜行のシーンに関しては、1回内側に進路を取ったものの前があかず、そこでガマンするか外に出すかという場面で、あいた横のスペースに行こうとしたら過剰に反応したのではないかと思います。他馬に迷惑をかけたことは申し訳ないと思います。

この中間は、放牧に出さず厩舎に置いて調整しています。特にダメージはありませんでしたが、疲れを取ってから坂路に入れました。至って順調にきています。休み明けのセントポーリア賞や、ひと息入れた皐月賞を見る限り、人間が思うより仕上がりが早いのかもしれませんし、その辺りを考慮しながら進めています。先週木曜にウッドやりましたが、時計は目立たないものの併せた相手が走る馬だったこともあってか、少しテンションが上がりました。それもあって週末は坂路でサラッとやる程度で、今週に備えました。

今日は、15-15で入って直線で伸ばすという指示でした。入りが遅いので全体時計はそれほど目立ちませんが、終いの時計はまずまずなので問題ないと思います。併せると気が入るタイプですし、動きも良かったです。馬場入りするときにゴネたり、最初にダートコースに入ったときにもテンションが高いところを見せましたが、馬に元気があるので良いかと思っています。精神面で課題があって、すぐに解決するものでもなく、なかなか人間の支配下でコントロール出来ませんが、精度を上げてやってきていますし今のところは許容範囲かと思っています」

ドゥラメンテ

ドゥラメンテ

▲石橋脩騎手を背に元気一杯のドゥラメンテ