【安田記念】帰国初戦のインパクト「コンディションはキープ」

4日、日曜東京11レース・安田記念(G1)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、ドンカスターマイル(オーストラリア)2着のリアルインパクト(牡7、美浦・堀厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、4F53.0-38.3-12.6秒をマークした。

【堀宣行調教師のコメント】
「今日の追い切りは、着地検疫明けで調教期間が短くて時間が足りないので、しっかりやりました。先週よりも切れ味が出ていましたし、一歩前進したと思います。オーストラリアのレースでは、違う環境のなかで馬が良く頑張ってくれましたし、ジョッキーもこの馬の特徴を見抜いて上手く能力を発揮してくれました。

オーストラリアは検疫が厳しくて、帰国後はタイトなスケジュールになりましたが、馬が非常に頑張ってくれてコンディションはキープ出来ています。体調さえ整えれば、7歳馬でも7歳なりの成長をしますし年齢は関係ないと思います。3歳で安田記念を勝ったときは、積極的な騎乗でこの馬の持ち味を生かした良いレースだったと思います。成績が出なかった頃は、体調面がもうひとつだったことと、レースでの流れの乗せ方も上手く噛み合っていなかったことが原因だったかと考えています。最近は、牧場を含めてこの馬の特徴を掴んできたことが大きいと思います。良い状態で出走させて、持ち味をしっかり出した良い競馬をしてくれればと思っています」

リアルインパクト

リアルインパクト

▲モーリスに先着を果たすリアルインパクト(右)